特許
J-GLOBAL ID:200903054629045862

物品の締結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 江原 望 ,  中村 訓 ,  小田 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-312024
公開番号(公開出願番号):特開2005-076872
出願日: 2003年09月03日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 段付きボルトにより締結される物品の取付作業の効率の向上を図る。【解決手段】 段付きボルト1は、第1,第2フランジ部4,5を有する。物品Hの取付部20に設けられた貫通孔21は、ねじ込み完了状態で、第1フランジ部4を収容する第1収容部26と第2フランジ部5を収容する第2収容部27とを有する。第1収容部26は第1フランジ部4の外径および第2収容部27の直径よりも大きな直径を有する案内部26aを有する。案内部26aを形成する案内面24bと第1フランジ部4とは、ねじ込み完了状態までのねじ込みに伴う第1フランジ部4と案内面24bとの当接により、ボルト1の中心軸線L1と貫通孔21の中心軸線L2とが接近するように取付部20および取付対象Mを相対的に移動させて、第2フランジ部5を第2収容部27に収容させる形状に形成されている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
取付部を備える物品が、前記取付部に設けられた貫通孔に挿通された段付きボルトにより取付対象に締結される物品の締結構造において、 前記ボルトは、その頭部とねじ部が形成された軸部との間に、ねじ込み完了状態で締結力を前記取付部に加える第1フランジ部と、前記第1フランジ部よりも前記ねじ部寄りに位置して前記ねじ込み完了状態で前記取付対象に当接すると共に前記第1フランジ部の外径よりも小さい外径の第2フランジ部とを有し、前記貫通孔は、ねじ込み方向に向かって順次形成されて、前記ねじ込み完了状態で前記第1フランジ部を収容する第1収容部と、前記ねじ込み完了状態で前記第2フランジ部を収容する第2収容部とを有し、前記第1収容部は前記第1フランジ部の外径および前記第2収容部の直径よりも大きな直径を有する案内部を有し、前記ボルトが部分的に前記対象部材にねじ込まれたねじ込み中間状態で、前記第2フランジ部は前記第2収容部に収容されておらず、前記案内部を形成する案内面と前記第1フランジ部とは、前記ねじ込み中間状態から前記ねじ込み完了状態までの途中での前記ボルトのねじ込みに伴う前記第1フランジ部と前記案内面との当接により、前記ボルトの中心軸線と前記貫通孔の中心軸線とが接近するように前記取付部および前記取付対象を相対的に移動させて、前記第2フランジ部を前記第2収容部に収容させる形状に形成されていることを特徴とする物品の締結構造。
IPC (2件):
F16B5/02 ,  F16B35/00
FI (3件):
F16B5/02 F ,  F16B35/00 U ,  F16B35/00 Z
Fターム (9件):
3J001FA11 ,  3J001GA01 ,  3J001GA06 ,  3J001GB01 ,  3J001GC09 ,  3J001HA02 ,  3J001JA03 ,  3J001KA11 ,  3J001KB01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-255225
  • 特表平6-510683

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