特許
J-GLOBAL ID:200903054674361228

可変バルブタイミング機構及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-253696
公開番号(公開出願番号):特開平11-093628
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】加工バリに起因するシール性低下がもたらす悪影響をベーン式可変バルブタイミング機構としての性能の低下を招かない程度に抑制する。【解決手段】可変バルブタイミング機構10において、ハウジング15の凹部16間の隔壁となる凸部17の先端及び内部ロータ13のベーン14の先端にはシール溝29が形成されている。シール溝29内には板ばね30によって付勢されたシール部材28が配設されている。シール溝29における進角側油圧室22に対応する側の側壁のみに面取り32を施す。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸及び同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトの一方及び他方に連結された第1及び第2の回転体を備えるとともに、前記第1の回転体に形成された凹部を前記第2の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベーンの両側に第1及び第2の液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1及び第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更する可変バルブタイミング機構において、前記第1及び第2の回転体の周側摺接面の一方に形成されたシール溝と、同シール溝内で他方の回転体に径方向に当接付勢されて前記液室からの液圧の漏れを規制するシール部材とを有し、前記シール溝は、前記第1及び第2の液室のうちの一方の液室に対応する側壁面のみが面取りされてなることを特徴とする可変バルブタイミング機構。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る