特許
J-GLOBAL ID:200903054735240291

免震構造の設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-236848
公開番号(公開出願番号):特開2006-052614
出願日: 2004年08月16日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
【課題】 目標とするストローク等から、一般住宅の免震構造を設計する方法を得るR。【解決手段】 第1設計図表、第2設計図表を利用することで、粘性減衰定数hのダンパーのバイリニア係数p及び塑性率μを満たす、ダンパーの応答性能であるDmax/Dx、Ay/Ax、及びT ́/TEを求めることができる。この第1設計図表、第2設計図表は、異なる粘性減衰定数h毎に用意されている。 次に、Dmax/Dx、Ay/Ax、及びT ́/TEと、構造物の質量mと地震動の粘性減衰x%での擬似速度スペクトルpSv,xとの関係から、ダンパーの降伏荷重Qyを求めると共に、応答絶対加速度ABSmaxを算出して検証し、そして、降伏荷重Qyと応答変形Xmaxから弾性剛性kを求める。設計図表を指標として、所望の免震性能を持つダンパーを設計することができる。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
構造物の質量をmとしたとき、想定した地震動の粘性減衰x%での擬似速度スペクトルpSv,xから、構造物の最大応答変形Xmax、応答絶対加速度ABSmaxを目標値以内とするダンパーを備えた免震構造の設計方法において、 粘性減衰定数hのダンパーのバイリニア係数p及び塑性率μと、Dmax/Dx(Dmax:ダンパーの最大変形量、Dx:粘性減衰x%での変形量)及びAy/Ax(Ay:ダンパーの降伏加速度、Ax:粘性減衰x%での降伏加速度)との関係を示す第1設計図表に基づき、設計目標のバイリニア係数p及び塑性率μから前記ダンパーのDmax/DxとAy/Axを求める工程と、 ダンパーのバイリニア係数p及び塑性率μと、T ́/TE(T ́:実効周期、TE:弾性周期)との関係を示す第2設計図表に基づき、設計目標のバイリニア係数p及び塑性率μから前記ダンパーのT ́/TEを求める工程と、 地震動の固有周期、速度、加速度、変位の関係を示す第3設計図表に基づき、粘性減衰x%での擬似速度スペクトルpSv,xから、前記ダンパーの降伏荷重Qyと弾性剛性kを算出する工程と、 を有することを特徴とする免震構造の設計方法。
IPC (2件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/04
FI (3件):
E04H9/02 331Z ,  E04H9/02 ,  F16F15/04 E
Fターム (6件):
3J048AA01 ,  3J048AA03 ,  3J048BA02 ,  3J048BG02 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 建築基準法の告示1461号
審査官引用 (1件)

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