特許
J-GLOBAL ID:200903054768765152
エンジンにおける圧縮圧開放式ブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074347
公開番号(公開出願番号):特開平9-264114
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 圧縮圧開放式ブレーキ装置において、前記バルブ開閉に伴うロッカーアームの揺動時の偏心ブッシュの連れ回りを防止して、偏心ブッシュとアクチュエータとの連係構造の耐久性の向上を図ることを課題とする。【解決手段】 偏心ブッシュ2のアーム部2Aに対して、該アーム部2Aのバルブ閉方向に対応した動作方向に所定のプリセット荷重を付加するプリセットスプリング7を設けることにより、排気バルブの開閉時において、偏心ブッシュ2周面に沿って揺動するロッカーアーム3と偏心ブッシュ2間の摩擦力による偏心ブッシュ2の連れ回りを防止するようにし、特に、圧縮圧開放式ブレーキ装置のOFF時には、連れ回り、排気バルブの着座というサイクルの繰り返しによる、衝撃力を緩和するようにして、偏心ブッシュ2と油圧シリンダ装置4の連係構造の耐久性の向上等を図るようにした。
請求項(抜粋):
回転自由に支持されるロッカーシャフトと、該ロッカーシャフトに一体的に回転可能に固定され、該ロッカーシャフト回転中心とは偏心した回転中心を有する偏心ブッシュと、該偏心ブッシュ外周面に回動自由に支持されて該偏心ブッシュ回転中心を中心として揺動するロッカーアームと、前記偏心ブッシュに、該偏心ブッシュ外周部から延びるように設けられたアーム部と、該アーム部と連係して当該アームを揺動動作させるアクチュエータと、を含んで構成され、前記アクチュエータによりアーム部を揺動動作させることにより、偏心ブッシュをその回転中心位置がロッカーシャフト回転中心に対して移動変化するように回動し、ロッカーアームを介して機関のバルブを開くようにしたエンジンにおける圧縮圧開放式ブレーキ装置において、前記偏心ブッシュのアーム部に対して、該アーム部のバルブ閉方向に対応した動作方向に所定のプリセット荷重を付加するプリセットスプリングを設け、前記プリセットスプリングを、一端部が前記アーム部先端部側のアクチュエータ連結部と反対側の外周部に係合し、該係合部からアーム部外周面に沿って延びかつ偏心ブッシュ外周面に沿って湾曲して延びて、他端部が、偏心ブッシュ側方に設けられた固定部に形成されたロッカーシャフト方向に延びる支持孔に回動自由に支持された略J字形状の線状に形成するようにしたことを特徴とするエンジンにおける圧縮圧開放式ブレーキ装置。
IPC (3件):
F01L 13/06
, F02D 13/04
, F16C 3/28
FI (3件):
F01L 13/06 Z
, F02D 13/04 A
, F16C 3/28
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
第3ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-052222
出願人:日産ディーゼル工業株式会社
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