特許
J-GLOBAL ID:200903054769535924

内燃機関の燃焼異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-166510
公開番号(公開出願番号):特開平8-028339
出願日: 1994年07月19日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 失火等に起因する内燃機関の燃焼異常を検出する燃焼異常検出方法を提供し、もってエンジンの安定燃焼限界での運転等を可能にする。【構成】 ECU23は、クランク角センサ18からの入力信号により、各気筒の燃焼行程における角加速度瞬時値Amnを算出した後、これと気筒別角加速度平均値Amaveとの偏差、すなわち角加速度変化量ΔAmnを算出する。次に、ECU23は、角加速度変化量ΔAmnに対して体積効率の補正を行い、気筒別加速度指数Imnacを算出し、その値が閾値Iacx を超える状態が所定制御周期中に所定回数以上あったら、当該気筒の空燃比がすでに安定燃焼限界を超えてリーン側に突入し、燃焼異常が発生したと判定する。この場合、ECU23は気筒別変動積算値ΣImに対応する気筒別燃料噴射増量係数Kmを検索し、当該気筒の燃料噴射弁3の開弁時間TINJ を算出する。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関のクランク回転情報から、当該内燃機関の燃焼異常を検出する燃焼異常検出方法において、前記内燃機関の所定のクランク位置で出力されるクランク角信号を検出するステップと、検出したクランク角信号に基づき、前記内燃機関の所定気筒の燃焼行程における角加速度瞬時値を算出するステップと、前記角加速度瞬時値の今回値と前記気筒の角加速度平均値の前回値とに基づき、当該気筒の角加速度平均値の今回値を算出するステップと、前記角加速度瞬時値の今回値と角加速度平均値の今回値との偏差が所定の閾値を超えたことをもって、前記所定気筒に燃焼異常があったと判定するステップとを含むことを特徴とする内燃機関の燃焼異常検出方法。
IPC (4件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 362
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る