特許
J-GLOBAL ID:200903054774319938

複合操作型電気部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-065295
公開番号(公開出願番号):特開2000-260263
出願日: 1999年03月11日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 回転操作型電気部品としての機能と押圧操作型スイッチとしての機能とを併せ持つ複合操作型電気部品において、押圧操作力を除去したときに可動部品部を押し戻すための復帰手段が、信頼性や小型化、操作感触等に悪影響を及ぼさないようにし、かつ部品点数の増加も回避できるようにすること。【解決手段】 摺動パターン部10が載置されて可動部品部1に含まれる取付部材7に、押釦スイッチ部11の近傍で摺動子4,5の摺動面に対し略直角な向きに延びる片持ち梁状の弾性腕7cを突設し、この弾性腕7cの先端の突起部7iを保持部材13の台座部15に当接させる構成とすることにより、押圧操作時に突起部7iを支点として弾性腕7cを大きく撓ませることができ、その押圧操作力を除去すれば該弾性腕7cの復元力で可動部品部1を押し戻すことができる。その場合、回転つまみ2と台座部15との間に一対の弾性腕7cを設け、両弾性腕7cどうしの間に押釦スイッチ部11を配置させる構成にしておけば、より確実で安定した復帰動作が期待できる。
請求項(抜粋):
回転つまみを回転操作することにより、該回転つまみと一体的に回転する摺動子が摺動パターン部上を摺動し、かつ前記回転つまみを軸線に略直交する方向へ押圧操作することにより、該回転つまみを含む可動部品部が弾発力に抗して同方向へ移動して押釦スイッチ部を作動させる複合操作型電気部品において、前記可動部品部に含まれ、前記摺動パターン部が載置される支持壁部を有する取付部材と、前記可動部品部の反押圧操作側に配置される台座部と該可動部品部を前記所定方向に沿ってスライド移動自在に保持する案内部とを有する保持部材と、前記摺動パターン部および前記押釦スイッチ部を設けたフレキシブル基板とを備え、かつ前記取付部材もしくは前記保持部材に前記摺動子の摺動面に対し略直角な向きに延びる片持ち梁状の弾性腕を突設し、この弾性腕が前記可動部品部に対して前記弾発力を付与するようにしたことを特徴とする複合操作型電気部品。
IPC (2件):
H01H 25/00 ,  H01C 10/36
FI (2件):
H01H 25/00 E ,  H01C 10/36
Fターム (8件):
5E030BA04 ,  5E030CB01 ,  5E030CC02 ,  5E030FA04 ,  5E030FB03 ,  5E030GA02 ,  5E030GA04 ,  5E030GA06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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