特許
J-GLOBAL ID:200903054844595113

カラーコンピュータグラフィックシステムにおけるカラーマッピングテーブルのスムージング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-521893
公開番号(公開出願番号):特表平9-509295
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】本発明は、無彩色からずれる不適切なカラーシフトを最小化し、同時に、測定エラーの影響を削減し、効果的に実行されるルックアップテーブル上のデータ点間の補間を実現することを達成する、カラールックアップテーブルのスムージング方法を提供する。特に、本発明の一実施形態によれば、各データ点の位置が特有の要素によって指示される3次元データ配列を有する初期のルックアップテーブル上のデータが、所定の制限を満足するようにスムージング(平滑化)される。この結果、カラー画像生成装置とカラー画像出力装置との間で不一致の色域を有するコンピュータグラフィックシステムにおいて、3次元ルックアップテーブルが生成装置の色と出力装置の色を関係づける。本発明の方法は、白を表現するデータ点から始めて、黒を表現するデータ点で終了する。つまり、無彩色に近い色を表現するデータ点とそのデータ点の隣接データ点を比較し、1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値がデータ点の色成分の値と所定量以上異なる場合、そのデータ点の色成分の値と1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値が所定量以上異ならないように、1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値が調整される。少なくとも1次元のデータ点の要素と同じ要素の関連データ点は隣接データ点と比較され、1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値が関連データ点の色成分の値と所定量以上異なる場合、その関連データ点の色成分の値と1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値が所定量以上異ならないように、1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値が調整される。上述のステップが、ルックアップテーブルが完全にスムーズ(平滑化)されるまで繰り返される。
請求項(抜粋):
各データ点の配置が特有の要素によって指示される3次元データ配列を有する予備ルックアップテーブルのデータのスムージング方法であって、生成される3次元ルックアップテーブルは、カラー画像生成装置とカラー画像出力装置との間で不一致の色域を有するコンピュータグラフィックシステムの生成装置の色と出力装置の色が関係づけられており、前記方法は、ある黒と白の色を表現するデータ点から始め、黒と白以外の色を表現するデータ点で終了する方法であって、 a)無彩色に近い色で表現されるデータ点とそのデータ点の隣接データ点を比較し、 b)1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値がデータ点の色成分の値と所定量以上異なる場合、前記データ点の色成分の値と1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値が所定量以上異ならないように、1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値を調整し、 c)少なくとも1次元のデータ点の要素と同じ要素となる関連データ点を、隣接データ点と比較し、 d)隣接データ点の1つあるいは複数の色成分の値が前記各関連データ点の色成分の値と所定量以上異なる場合、該関連データ点の色成分の値と1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値が所定量以上異ならないように、1つあるいは複数の隣接データ点の色成分の値を調整し、 e)a)工程からd)工程を反復する ことを特徴とする方法。
IPC (5件):
H04N 1/60 ,  G06T 1/00 ,  G09G 5/00 510 ,  G09G 5/06 ,  H04N 1/46
FI (5件):
H04N 1/40 D ,  G09G 5/00 510 P ,  G09G 5/06 ,  H04N 1/46 Z ,  G06F 15/66 N
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平5-506343
  • 色信号変換処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-114153   出願人:日本ビクター株式会社
  • 特開平1-167791
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