特許
J-GLOBAL ID:200903054874561027

ドラムブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-221515
公開番号(公開出願番号):特開2008-045655
出願日: 2006年08月15日
公開日(公表日): 2008年02月28日
要約:
【課題】車両への組付けが容易にでき、しかも、オーバーアジャストの発生を防止でき、更には、ホイールシリンダの構造の単純化や液量の低減等により装置の小型化を図ることができるドラムブレーキ装置を得る。【解決手段】ストラット41の他端に噛合する第2の歯部45aを有したアジャスタギヤ45の回転によって、非制動時におけるブレーキシューとドラム内周面との間の隙間を自動調整するドラムブレーキ装置において、制動時にホイールシリンダ5からの操作力Wが所定以上となるときには、ホイールシリンダ5と他方のブレーキシュー3の端部との間に介在するレバー部材51がホイールシリンダ5の操作力Wで回動して、ストラット41とアジャスタギヤ45との噛合状態を堅持する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ドラム内空間に配置された一対のブレーキシューの位置を摩耗に応じて自動調整する自動隙間調整装置を備えるドラムブレーキ装置であって、 前記自動隙間調整装置が、一端に一方のブレーキシューに当接するシュー当接部が設けられると共に他端に第1の歯部が設けられたストラットと、 前記シュー当接部が前記ブレーキシューに当接した状態を維持するように前記ストラットを付勢する第1の引張りばねと、 前記ストラットの他端に回転自在かつストラットの長手方向に移動可能に支持されると共に、前記第1の歯部に噛合する第2の歯部と他方のブレーキシューに形成された係合孔内に遊嵌する係合腕部とを備えて、前記他方のブレーキシューが所定以上に拡開方向に移動する時に前記係合孔の内端縁に前記係合腕部が押されることで前記ストラット上を回動可能なアジャスタギヤと、 前記第2の歯部が前記第1の歯部に噛合する方向に前記第1の引張りばねよりも弱い引張力を作用させる第2の引張りばねと、 制動時にホイールシリンダからの操作力が所定以上となるときに、前記アジャスタギヤの回動を規制するオーバーアジャスト防止手段と、を備え、 前記オーバーアジャスト防止手段は、前記ホイールシリンダのピストンと他方のブレーキシューの端部との間に介在するレバー部材であり、 前記レバー部材は、基端が前記ホイールシリンダの操作力作用点よりも径方向外側となる位置で前記他方のブレーキシューに回転自在に支持されると共に、中間部には前記ホイールシリンダからの操作力を受ける操作力受け部が設けられ、先端には前記ストラットに係合して前記ホイールシリンダからの操作力が所定以上となるときに回動して前記ストラットを前記第1の引張りばねの付勢力に抗して前記アジャスタギヤ側に移動させて前記第1の歯部と第2の歯部との噛合状態を堅持するストラット操作部が設けられたことを特徴とするドラムブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/56 ,  F16D 51/24
FI (3件):
F16D65/56 N ,  F16D65/56 L ,  F16D51/24
Fターム (18件):
3J058AA03 ,  3J058AA08 ,  3J058AA13 ,  3J058AA17 ,  3J058AA23 ,  3J058AA28 ,  3J058AA30 ,  3J058AA33 ,  3J058AA37 ,  3J058BA62 ,  3J058BA64 ,  3J058BA67 ,  3J058BA70 ,  3J058DA03 ,  3J058DA04 ,  3J058DA19 ,  3J058DA27 ,  3J058DA33
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特公昭56-34733号公報
  • 特公昭63-33567号公報
  • 特公昭43-21822号公報
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