特許
J-GLOBAL ID:200903054877579776

粘弾性ダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119670
公開番号(公開出願番号):特開平11-311039
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 局部座屈の耐力向上。【解決手段】 第1プレート11と第2プレート12を長手方向に相対移動可能に交互に積層すると共に第1プレートと第2プレートの対向面間に粘弾性体13を挟むことでダンパ部14を構成し、第1プレートの一端を第2プレートの一端より外方に延出し、その延出部間にスペーサ15を挟んで相互連結することにより第1接続端16を構成し、この第1接続端におけるスペーサと第2プレートの端部との間に確保した、プレートの相対移動を許容するためのクリアランス25をV字形にすることで、該クリアランス部分でプレートの長手方向と直交する任意の垂直面がスペーサ15または第2プレート12と必ず交わるようにした。
請求項(抜粋):
一対の取付対象部材間に接合されることで、両取付対象部材間を結ぶ直線方向に減衰力を発生させる粘弾性ダンパ装置であって、帯板よりなる各々複数枚の第1プレートと第2プレートを長手方向に相対移動可能に交互に積層すると共に第1プレートと第2プレートの対向面間に粘弾性体を挟むことでダンパ部を構成し、前記第1プレートの一端を第2プレートの一端より外方に延出し、その延出部間にスペーサを挟んで相互連結することにより、前記一方の取付対象部材に対する第1接続端を構成し、前記第2プレートの他端を第1プレートの他端より外方に延出し、その延出部間にスペーサを挟んで相互連結することにより、前記他方の取付対象部材に対する第2接続端を構成し、前記第1接続端または第2接続端の少なくとも一方の接続端における前記スペーサと該接続端で連結しない方の非連結側プレートの端部との間に確保した、プレートの相対移動を許容するためのクリアランスを、該クリアランス部分でプレートの長手方向と直交する任意の垂直面が前記スペーサまたは非連結側プレートと交わる形状に形成したことを特徴とする粘弾性ダンパ装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る