特許
J-GLOBAL ID:200903054889579763

底質探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-350198
公開番号(公開出願番号):特開2006-162294
出願日: 2004年12月02日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】マルチビーム方式を用いて、正確に底質を推定することができる底質探知装置を提供する。【解決手段】底質探知装置は、受信した超音波反射信号から水深データDPと反射強度データDRとを得て(S1)、この実測の反射強度データDRから水深による影響を除去して、反射面積による影響のみを残す反射強度データSSAを算出する(S2)。次に、底質探知装置はこの反射強度データSSAに対応する海底面の法線ベクトルを算出して、超音波信号の入射角および海底面の反射面積S(A)を算出する(S5→S6)。次に、底質探知装置は反射強度データSSAと反射面積S(A)とから余角方向の反射強度データSSを算出し、法線方向の反射強度データSS90に変換する(S7→S8)。そして、底質探知装置は、法線方向の反射強度データSSから底質を推定する(S10)。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
探知領域を構成する探知区域毎に水深および底質を探知する底質探知装置において、 海底方向に所定角の範囲で送信された超音波信号に対して複数の受波ビームを形成し、該受波ビームにより得られる受信信号から前記探知区域の水深データを検出する水深検出手段と、 前記受信信号から前記探知区域の受波ビーム方向の反射強度データを検出する反射強度検出手段と、 水深データおよび反射強度データの検出時の自船位置、船首方向、および自船動揺量を検出する自船情報検出手段と、 該自船情報検出手段で得られる各情報と、前記水深検出手段で得られる水深データと、を用いて、前記反射強度データの海底面法線方向換算値を算出する法線方向換算値算出手段と、 予め記憶されている反射強度データの海底面法線方向換算値と海底面の底質との関係を用いて前記反射強度データの海底面法線方向成分から底質を推定する底質推定手段と、を備えたことを特徴とする底質探知装置。
IPC (1件):
G01S 15/89
FI (1件):
G01S15/89 A
Fターム (16件):
5J083AA02 ,  5J083AB07 ,  5J083AC07 ,  5J083AC29 ,  5J083AD06 ,  5J083AE06 ,  5J083AF16 ,  5J083AG07 ,  5J083BA01 ,  5J083BC02 ,  5J083BE14 ,  5J083BE38 ,  5J083CA12 ,  5J083DC01 ,  5J083EA50 ,  5J083EB02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 海底面画像データを用いた底質分類及び地形歪み除去に関する研究 その2

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