特許
J-GLOBAL ID:200903054905404154

シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-207812
公開番号(公開出願番号):特開2003-021180
出願日: 2001年07月09日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 温度上昇に対する応答性を更に向上させて、過大なブレーキ操作力に起因するオーバアジャストを安定して確実に防止できるようにする。【解決手段】 バイメタルにて構成された感温変形部材60を、制動時の摩擦熱の発生源であるブレーキシュー14のシューウェブ20に配設し、過大なブレーキ操作力に起因して発熱量が多くなり、その感温変形部材60が所定量以上変形させられると、アジャストレバー52の後端部52dがシューウェブ20から離間するように姿勢変化させられ、押圧部52aを支点として反対側の爪部52bがバッキングプレート10側へ変位させられることにより、アジャスタホイール44との係合が不能となってシュー間隙の自動調節が阻止される。
請求項(抜粋):
拡開可能な一対のブレーキシューの一方および他方にそれぞれ係合させられる一対のストラット部材と、該一対のストラット部材の間に相対回転可能に配設されて少なくとも一方のストラット部材に螺合されているアジャスタホイールとを有し、非制動時における前記一対のブレーキシューの接近位置を規定するストラットと、前記一対のブレーキシューの何れか一方のシューウェブに回動可能に配設されて、制動時に該一対のブレーキシューの拡開量に対応して回動させられ、該拡開量が一定量を越えると爪部が前記アジャスタホイールに係合させられて該アジャスタホイールを回転させるアジャストレバーと、を有し、該アジャスタホイールの回転に伴ってねじの作用で前記ストラットの全長が伸長し、非制動時における前記一対のブレーキシューの接近位置を離間させて回転ドラムとの間のシュー間隙を自動的に調節するシュー間隙自動調節機構を備えているドラムブレーキにおいて、前記アジャストレバーが配設されたブレーキシューに取り付けられ、温度上昇に伴って変形させられることにより該アジャストレバーと係合させられて、前記爪部と前記アジャスタホイールとの係合が不能となるように該爪部を該アジャスタホイールから離間する方向へ変位させる感温変形部材を有することを特徴とするシュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ。
Fターム (13件):
3J058AA04 ,  3J058AA07 ,  3J058AA13 ,  3J058AA17 ,  3J058AA24 ,  3J058AA28 ,  3J058AA33 ,  3J058AA37 ,  3J058BA58 ,  3J058CA04 ,  3J058DA14 ,  3J058DA40 ,  3J058FA01
引用特許:
審査官引用 (8件)
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