特許
J-GLOBAL ID:200903054913539719

炉心溶融物を収容するために設計された封じ込め室を冷却するための冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富村 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520118
公開番号(公開出願番号):特表平10-511461
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】本発明は、原子力設備の原子炉炉心(4)の溶融物を収容するために用いられる封じ込め室(2)を冷却するための冷却配管(6)付き冷却装置(1)に関する。冷却配管(6)は冷却液(7)を充填できる溢流容器(8)から封じ込め室(2)に通じ、溢流容器(8)内において受動的に開く閉鎖要素(9)によって閉じられている。この閉鎖要素(9)は溢流容器(8)内における冷却液(7)の水位に関係して開く。閉鎖要素(9)は殊に冷却配管(6)を閉じるフロートを有し、このフロートは冷却液(7)が運転水位(14)にある間その浮力に基づいで冷却配管(6)を閉鎖する。水位が増大し特に溢流水位(32)になった際に充填管(12)を介して冷却液(7)がフロート(10)の中に到達し、これによってフロート(10)が沈んで冷却配管(6)を開く。従って冷却液(7)は封じ込め室(2)の中におよび/又は封じ込め室(2)の外側に到達して、これによっで封じ込め室(2)の有効な冷却が保証される。
請求項(抜粋):
原子力設備の原子炉炉心(4)の炉心溶融物を収容するために用いられる封じ込め室(2)を冷却するための冷却配管(6)付き冷却装置(1)において、冷却配管(6)が冷却液(7)を充填できる溢流容器(8)から封じ込め室(2)に通じ、溢流容器(8)内においで冷却液(7)の水位に関係して開く受動的に開放する閉鎖要素(9)によって閉じられることを特徴とする冷却装置(1)。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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