特許
J-GLOBAL ID:200903054922460157

無段変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302569
公開番号(公開出願番号):特開平10-196759
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 トロイダル型無段変速機20の構成部材に加わる荷重を軽減して、耐久性の向上を図る。【解決手段】 低速時には、低速用クラッチ36を接続し、高速用クラッチ37及び後退用クラッチ40の接続を断つ。高速時には、高速用クラッチ37を接続し、低速用クラッチ36及び後退用クラッチ40の接続を断つ。高速時にはトロイダル型無段変速機20の出力側ディスク4にトルクが加わる。このトルクは、全体としての変速比が高速側に変位する程小さくなる。この分、トロイダル型無段変速機20の構成部材に加わる荷重の軽減を図れる。
請求項(抜粋):
駆動源につながってこの駆動源により回転駆動される入力軸と、この入力軸の回転に基づく動力を取り出す為の出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車機構とを備え、このトロイダル型無段変速機は、互いに同心に配置した入力側ディスクと出力側ディスクとの間に挟持したパワーローラの傾斜角度を変える事により、上記入力軸の回転に基づいて回転する入力側ディスクと上記出力側ディスクとの間の変速比を変えるものであり、上記遊星歯車機構は、上記出力軸を回転させる太陽歯車とこの太陽歯車の周囲に配置したリング歯車との間に設けられ、上記太陽歯車と同心に且つ回転自在に支持したキャリアに回転自在に支持された遊星歯車を、上記太陽歯車とリング歯車とに噛合させて成るものである無段変速装置に於いて、上記キャリアと上記出力側ディスクとを、第一の動力伝達機構により回転力の伝達を可能な状態に接続すると共に、上記入力軸と上記リング歯車とを、第二の動力伝達機構により回転力の伝達を可能な状態に接続自在とし、更に、上記キャリアと第二の動力伝達機構の構成部材との何れか一方のみを上記リング歯車に接続する為のクラッチ機構を備える事を特徴とする無段変速装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-169169
  • 無段変速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-175037   出願人:有限会社ファインメック
  • 変速比無限大無段変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-015440   出願人:日産自動車株式会社

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