特許
J-GLOBAL ID:200903054977112824
Ca源の循環によるTi又はTi合金の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳舘 隆彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-033466
公開番号(公開出願番号):特開2005-133195
出願日: 2004年02月10日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】 TiCl4 をMgにより還元するクロール法より、高能率に金属Tiを製造する。【解決手段】 CaCl2 を含みかつCaが溶解した溶融塩を反応容器1内に保持する。反応容器1内の溶融塩中に、Ti原料であるTiCl4 のガスを供給する。溶融塩中において、TiCl4 が溶融塩中の溶解Caにより、反応容器1内の広い領域で還元され、粒子状の金属Tiが効率的に生成される。生成したTi粒は、凝集せずに沈降して容器底部に堆積し、逐次容器外へ排出される。Ti生成に使用された後の、Caが消費された溶融塩を電解槽7へ送り、溶融塩の電気分解によりCaを生成補充した後に、反応容器1へ戻す。溶融塩の循環及びその過程でのCa濃度の操作により、Caを独立して取り出すことなく、またCaを別途補充することもなく、経済的に金属Tiを製造する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
Caによる還元反応を用いたTi又はTi合金の製造方法であって、CaCl2 を含み且つCaが溶解した溶融塩を反応容器内に保持し、その溶融塩中のCaにTiCl4 を含む金属塩化物を反応させて前記溶融塩中にTi粒又はTi合金粒を生成させる還元工程と、前記Ti粒又はTi合金粒の生成に使用された溶融塩を前記反応容器の外へ抜き出す排出工程と、前記反応容器内又は反応容器外で前記Ti粒又はTi合金粒を溶融塩から分離するTi分離工程と、前記反応容器外へ抜き出された溶融塩を電気分解してCaを生成させる電解工程と、前記電気分解により生成されたCaを単独又は溶融塩と共に前記反応容器内へ導入する戻し工程とを含むことを特徴とするCa源の循環によるTi又はTi合金の製造方法。
IPC (3件):
C22B34/12
, C22B9/10
, C25C3/02
FI (3件):
C22B34/12 103
, C22B9/10 102
, C25C3/02 B
Fターム (12件):
4K001AA27
, 4K001BA08
, 4K001DA11
, 4K001EA05
, 4K001HA07
, 4K058AA30
, 4K058BA04
, 4K058BA10
, 4K058BB05
, 4K058CB05
, 4K058CB17
, 4K058FA17
引用特許:
出願人引用 (4件)
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デスケーリング用線材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-097314
出願人:新日本製鐵株式会社
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米国特許第2205854号明細書
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米国特許第4820339号明細書
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米国特許第2845386号明細書
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審査官引用 (4件)