特許
J-GLOBAL ID:200903054986042995

音声符号化復号化併用型エコーキャンセラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-213947
公開番号(公開出願番号):特開平7-066758
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 計算量が少なく、高速かつ正確に反響路のインパルス応答を推定することができる。【構成】 CELP方式で符号化された符号が復号化器13で復号され、擬似反響路24へ供給されると共にD/A変換されて反響路23へ送出される。反響路23からの信号はA/D変換され、疑似反響路24の出力が消去回路18で差し引かれて符号化器19へ供給される。復号化器13内の復号された励振信号がバンド幅拡大合成フィルタ54を通じてインパルス応答推定部25へ供給される。復号されたスペクトル包絡パラメータと対応した値に合成フィルタ54のフィルタ係数が設定され、周波数特性がほぼ平坦な励振信号のスペクトル包絡に弱い凹凸が付けられて、ゆるやかな白色化信号とされる。この信号と消去回路18の出力とにより、従来と同様の手法でインパルス応答の推定を行う。
請求項(抜粋):
線形予測を用いて高能率で符号化復号化する符号化器、復号化器により反響路に対する送、受信音声信号を符号化又は復号化し、上記反響路への信号と、消去手段の出力とから、上記反響路のインパルス応答をインパルス応答推定手段で推定し、その推定されたインパルス応答を、上記反響路への信号に対し、疑似反響路でたたみ込み、その疑似反響路の出力信号を、上記消去手段で、上記反響路よりの信号から差し引くエコーキャンセラーにおいて、上記復号化器の復号化励振信号又は上記符号化器の符号化励振信号を取出して上記インパルス応答推定手段へ供給する手段を具備することを特徴とする音声符号化復号化併用型エコーキャンセラー。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04R 3/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平1-500872
  • エコーキヤンセラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-238028   出願人:株式会社東芝

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