特許
J-GLOBAL ID:200903054996132755

ゾル-ゲル法を利用した複合酸化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339144
公開番号(公開出願番号):特開平9-175825
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 不純物の混入がなく、均一な相を有し、粉末粒子の大きさを一定に調節できて焼結性に優れ、低い温度で短時間に製造可能であり、比表面積が高く、リチウム2次電池の陽極材料として使用可能なLiCoO2、LiNiO2等が得られる製造方法を提供する。【解決手段】 Liの硝酸塩、酢酸塩等の塩と、Coの硝酸塩、酢酸塩等の化合物、又は、Liの硝酸塩、酢酸塩等の塩とNiの硝酸塩、酢酸塩等の化合物を水、アルコール等の溶剤に溶かした後、キレート剤としてポリアクリル酸(PAA)、リンゴ酸またはポリビニルブチラールより選択される化合物を充分に混合し、加熱してゾルを形成した後、このゾルをさらに加熱してゲル前駆体を製造し、このゲル前駆体を熱処理して前駆体粉末を製造し、この前駆体粉末を焼成してLiCoO2またはLiNiO2粉末を製造する。
請求項(抜粋):
Liの硝酸塩、Liの酢酸塩及びLiの水酸化物とからなる群から選択された第1化合物、並びにCoの硝酸塩、Coの酢酸塩、Coの酸化物及びCoの水酸化物とからなる群から選択された第2化合物を水に溶解させて製造した金属塩水溶液とポリアクリル酸水溶液を混合する工程、前記混合水溶液のpHを1〜4に調節する工程、前記混合水溶液を50〜90°Cで加熱してゾルを形成する工程、前記ゾルを50〜90°Cで加熱してゲル前駆体を形成する工程、前記ゲル前駆体を300°C以上で熱処理して前駆体粉末を形成する工程、及び、前記前駆体粉末を400〜900°Cで焼成する工程を含むLiCoO2の製造方法。
IPC (4件):
C01G 51/00 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 4/52
FI (4件):
C01G 51/00 A ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/04 A ,  H01M 4/52
引用特許:
審査官引用 (9件)
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