特許
J-GLOBAL ID:200903055000621220

ヒータ付き酸素センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-211071
公開番号(公開出願番号):特開2000-046787
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】中空軸状の酸素検知素子の内部に発熱体を偏心固定することにより短時間で効果的にセンサ活性化温度に加熱でき、かつ全長を短くしてコンパクト化を図ることができるヒータ付き酸素センサを提供する。【解決手段】 中空軸状の酸素検知素子2に、軸状の発熱体3が端子金具23を介して挿入・固定される。発熱体3の先端側に局部的に発熱部42が形成され、この発熱部42の表面が素子内壁面2aにいわば横当たり構造で弾性的に押し付けられている。発熱部42で発生した熱が直接的に酸素検知素子2に熱伝導するので、酸素検知素子2が短時間でセンサ活性化温度に達する。また、固定部26の軸線に対して傾斜した状態で発熱体把持部27を結合した固定金具23の構成により、酸素検知素子2内において発熱体3を偏心させた上記構造が簡単に実現される。さらに、発熱体把持部27が1カ所にのみ設けられるので、酸素センサ1の上記軸線方向の長さを減じてこれをコンパクトに構成できるようになる。
請求項(抜粋):
先端部が閉じた中空軸状をなし、それの内外面に電極層を有する酸素検知素子と、該酸素検知素子の中空部内に配置されて該酸素検知素子を加熱する軸状の発熱体と、前記発熱体を周方向に包囲するように形成され、前記酸素検知素子の内面に直接又は他部材を介して間接的に接触する固定部と、その固定部に対し前記発熱体の軸方向において少なくとも一方の側に連結されて前記発熱体を把持する発熱体把持部とを有し、前記固定部により前記発熱体を前記酸素検知素子の内側に固定する固定金具とを備え、前記発熱体把持部は前記固定部に対し、該固定部の軸線に対して傾斜した状態で結合されており、これに把持される前記発熱体の中心軸線が前記酸素検知素子の中空部の中心軸線に対して傾斜することにより、該発熱体はその発熱部の近傍において片側に寄るように偏心した状態で位置決めされていることを特徴とするヒータ付き酸素センサ。
Fターム (3件):
2G004BB01 ,  2G004BJ02 ,  2G004BM07
引用特許:
審査官引用 (1件)

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