特許
J-GLOBAL ID:200903055044873057
薬品注入による下水の硫化水素の制御方法と装置
発明者:
出願人/特許権者:
,
,
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320823
公開番号(公開出願番号):特開平7-148482
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 圧送される下水内の硫化水素をほぼ零に抑制処理すると共に、処理済の下水による下流側への悪影響をなくし、かつ薬品使用量の低減を図る薬品注入による下水の硫化水素の制御方法と装置を提供する。【構成】 圧送される下水を一時的に蓄溜するポンプ井6と、ポンプ井6内の下水12の水温,水位,溶存酸素量を検出する検出手段2と、それ等の検出値と圧送管14内の滞留時間と予め記録した薬品注入量マスタテーブル8のデータとにより供給すべき薬品(塩化第二鉄)の注入量を決定するCPU1と、CPU1の指令により薬品注入ポンプ9を駆動する薬品制御部7等からなる。薬品注入ポンプ9から一定の注入量の塩化第二鉄を供給することにより硫化水素はほぼ零に抑制処理される。また、硫化水素と塩化第二鉄の反応により生じた硫化鉄は下水内に浮遊し管内に堆積しない。また、処理済の下水のpHは一定値以上に保持され酸化還元電位は大巾に向上する。
請求項(抜粋):
圧送される下水から生じる硫化水素を薬品の注入によりほぼ零に抑制処理すると共に処理済の下水の下流側への影響を低減するための下水の硫化水素の制御方法であって、所定量の下水を下流側に自動的に排出すべく下水を一時蓄溜するポンプ井内の下水の水温,水位,溶存酸素量を検出すると共に、それ等の検出値に対応する前記薬品の注入量を自動的に設定し、所定の注入量の薬品の前記ポンプ井内への供給と当該ポンプ井からの下水の排水を同期制御することを特徴とする薬品注入による下水の硫化水素の制御方法。
IPC (2件):
C02F 1/00 ZAB
, C02F 1/58 ZAB
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
薬品注入量制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-343810
出願人:株式会社東芝, 東芝情報制御システム株式会社
-
特開平2-139083
-
特開昭63-205198
前のページに戻る