特許
J-GLOBAL ID:200903055120244340

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-022517
公開番号(公開出願番号):特開平7-228130
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 車室外の空気に含まれる不純物が車室内に入り込むことを防ぐことと、車両のフロントガラスやサイドガラスの曇り止めとをバランス良く行う。【構成】 ガスセンサの出力値TGが基準値TLより大きくなると、内気循環モードに切り換える。そして、ガスセンサの出力値TGが基準値TLより大きい状態から小さい状態になり、この状態がタイマ時間T1継続すると外気導入モードに切り換える。ここで、タイマ時間T1は外気温度が低くなる程短く設定される。これにより、外気温度が低くフロントガラスやサイドガラスが曇りやすいときには車室内の湿度の上昇が抑制できる。また、外気温度が高いときにはハンチングが起こりにくく、この結果、車両走行の安全性を保った上で車室内の快適性を維持できる。
請求項(抜粋):
車室内へ空気を導くための空気通路と、前記空気通路の空気上流側部位に形成され、車室外と連通し車室外の空気を前記空気通路に取り入れるための外気導入口と、前記空気通路の空気上流側部位に形成され、車室内と連通し車室内の空気を前記空気通路に取り入れるための内気導入口と、前記外気導入口と前記内気導入口とを開閉する内外気開閉手段と、前記内外気開閉手段を作動させる内外気開閉駆動手段と、前記車室外の空気の汚れ度合いを検出する汚れ検出手段と、前記車室外の空気温度に関連する物理量を検出する物理量検出手段と、前記汚れ検出手段が検出した汚れ度合いが所定の基準値より大きいか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段により前記汚れ度合いが前記所定の基準値より大きいと判定されたら、前記外気導入口が閉塞し前記内気導入口が開口するように前記内外気開閉駆動手段を制御する第1内外気制御手段と、前記汚れ度合いが前記所定の基準値より大きい状態から小さい状態になったか否かを判定する第2判定手段と、この第2判定手段によって汚れ度合いが前記所定の基準値より大きい状態から小さい状態になったと判定されたら、この判定後から所定時間続けて前記汚れ度合いが前記基準値より小さい状態であるか否かを判定する第3判定手段と、この第3判定手段によって所定時間続けて前記汚れ度合いが前記基準値より小さい状態であると判定されたら、前記外気導入口が開口し前記内気導入口が閉塞するように前記内外気開閉駆動手段を制御する第2内外気制御手段と、前記物理量検出手段が検出する前記物理量が、低外気温に相当する量になる程、前記所定時間を短く設定する遅延時間設定手段とを備えることを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 103 ,  B60H 1/00
引用特許:
出願人引用 (2件)

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