特許
J-GLOBAL ID:200903055146572590

気化器のオーバーフロー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372989
公開番号(公開出願番号):特開2001-182618
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 オーバーフローパイプからの燃料の不必要な流出を抑制するための、構造が簡単でかつ低コストであり、そのうえ既存の気化器にも簡単に適用可能なオーバーフロー装置を提供する。【解決手段】 フロート式気化器のオーバーフロー装置は、フロート室内の一定レベルの燃料液面よりも上方のフロート室内の空間に上端開口21bを有するオーバーフローパイプ21と、燃料液面よりも上方に配置されて上端開口21bの近傍に遮蔽空間23を形成する遮蔽体22とを備える。遮蔽体22は、上端開口21bに対して、上方および下方に渡って延びる側壁22aと、上方に位置する天井壁22bと、下方に位置する底壁22cとを有する。底壁22cには、遮蔽空間23に対する燃料の流出入を許容する燃料孔24が設けられ、側壁22aには、遮蔽空間23への燃料の侵入を抑制する通気小孔25が設けられる。
請求項(抜粋):
フロート室内へ流入する燃料量が、該フロート室内に設けられたフロートの挙動に応じて調節されることにより、該フロート室内に一定レベルの燃料液面が形成される気化器において、前記一定レベルの燃料液面よりも上方の前記フロート室内の空間に上端開口を有するオーバーフローパイプと、該一定レベルの燃料液面よりも上方に配置される遮蔽体であって、前記オーバーフローパイプの上端部の側方で該オーバーフローパイプの前記上端開口に対して上方および下方に渡って延びる側壁を有して該上端開口の周囲に遮蔽空間を形成する遮蔽体とを備え、該遮蔽空間は、前記遮蔽体を設けたことにより形成される、該遮蔽空間に対する燃料の流出入を許容する燃料開口および該遮蔽空間への燃料の侵入を抑制する通気開口を介して、前記フロート室内の前記空間と連通し、前記燃料開口は前記上端開口よりも下方のみに位置し、前記通気開口は少なくともその一部が該上端開口よりも上方に位置していることを特徴とする気化器のオーバーフロー装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)

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