特許
J-GLOBAL ID:200903055177700562

損耗センサ付きスローアウェイチップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307622
公開番号(公開出願番号):特開2001-121309
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】スローアウェイチップに導電性膜によりセンサラインを設けても、そのセンサラインを外部の検知回路等に支障なく接続する技術が実現されていなかった。【解決手段】スローアウェイチップ1は、両面使用のできるチップであり、各面に切削に使用可能なコーナ部がたとえば4個設けられている。各コーナ部10には、コーナ部10を取り巻くように切刃稜9に沿って延びるセンサライン12が設けられている。またセンサライン12は、接続ライン15,16によって着座面6に設けられた接触領域13,14に接続されている。【効果】いずれのコーナ部10を切削に使用する場合でも、そのコーナ部10のセンサライン12に対応した一対の接触領域13,14を、ホルダ等に備えられたプローブ等に電気的に良好に接続できる。
請求項(抜粋):
略平板状の母材を有し、母材の一方表面にすくい面、すくい面と背中合わせの他方表面に着座面、およびすくい面と着座面とに交差する複数の側面にそれぞれ逃げ面が形成され、すくい面と各逃げ面との交差稜によって切刃稜が形成され、すくい面および隣接する2つの逃げ面の交差部によって切削に使用可能なコーナ部が形成されているスローアウェイチップにおいて、前記コーナ部はN個(Nは2以上の自然数)形成されていて、N個のコーナ部には、それぞれ、コーナ部を取り巻くように切刃稜に沿って延びる導電性膜のセンサラインが、母材に対して電気的に絶縁状態で設けられ、前記着座面には、所定の回路と電気的に接続可能な対をなす2つの接触領域が、母材に対して電気的に絶縁状態でN対形成されていて、前記N対の接触領域と、N個のコーナ部のセンサラインの両端とをそれぞれ接続するためのN対の接続ラインが、母材表面に、母材に対して電気的に絶縁状態で設けられていることを特徴とする、損耗センサ付きスローアウェイチップ。
IPC (3件):
B23B 27/00 ,  B23B 27/14 ,  B23Q 17/09
FI (3件):
B23B 27/00 D ,  B23B 27/14 Z ,  B23Q 17/09 C
Fターム (2件):
3C029DD08 ,  3C046BB01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
  • 特許第3357324号
  • 特開昭62-088552

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