特許
J-GLOBAL ID:200903055230660594

磁気共鳴イメージング装置における血流描画方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-132179
公開番号(公開出願番号):特開平7-327956
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 血流描画手段を有するMRI装置において、撮像領域内の広範な部分で均一な輝度の血管像を描出する三次元撮像法を提供する。【構成】 シーケンサは送信系及び磁場勾配発生系を制御し、三次元血流描画シーケンスに基づく高周波磁場、傾斜磁場を被検体に加える。被検体からの応答としてのNMR信号は受信系でデジタル信号に変換された後、信号処理系で再構成処理、投影処理を経て二次元投影血管画像を作成し、ディスプレイに表示する。この際、シーケンサは送信する高周波磁場の搬送波周波数を励起スラブの中心値から画像化しようとする血流の流出側にシフトさせるとともに、流出側の画像対象領域外をプリサチュレーションすることでスライス方向の折り返しを防いでいる。【効果】 撮像領域の端部の信号低下を制御でき、広い領域で劣化の無い血管像を取得することができる。
請求項(抜粋):
被検体の関心領域内の血流方向と略平行な方向に傾斜磁場を印加し、同時に高周波パルスを印加することにより前記関心領域を選択励起するシーケンスを繰り返して、前記関心領域からのNMR信号を収集し、三次元フーリエ変換により血流を描画する血流描画方法において、前記関心領域の励起に先立って、該関心領域に隣接する領域のスピンを予備励起するプリサチュレーションパルスを印加するとともに、前記関心領域を励起する励起パルスとして、前記励起領域が前記隣接領域側にシフトするような励起パルスを用いたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置における血流描画方法。
FI (2件):
A61B 5/05 382 ,  A61B 5/05 311
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 画像診断方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-304857   出願人:シーメンスメデイカルシステムズインコーポレイテツド
  • MR撮像法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-342004   出願人:株式会社島津製作所
  • 磁気共鳴イメージング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-039011   出願人:株式会社東芝
審査官引用 (1件)
  • 画像診断方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-304857   出願人:シーメンスメデイカルシステムズインコーポレイテツド

前のページに戻る