特許
J-GLOBAL ID:200903055276531497

使い捨ての体液吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-097982
公開番号(公開出願番号):特開平11-290378
出願日: 1998年04月09日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 使い捨て体液吸収性物品における高吸収性ポリマー粒子を効率よく使用する。【解決手段】 使い捨て体液吸収性物品の吸液性コア4に含有される高吸収性の第1ポリマー粒子13Aが、40以上の高い初期吸水速度を有し、第2ポリマー粒子13Bが5〜20の低い初期吸水速度を有する。第1ポリマー粒子13Aは、コア4の厚みの下方1/2の範囲にのみ分布する。
請求項(抜粋):
透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に吸液性コアが介在し、前記コアが高吸収性ポリマー粒子を含有する使い捨ての体液吸収性物品であって、前記コアは、100〜200g/m2 の粉砕パルプと、20〜45g/m2 の熱可塑性合成繊維と、120〜400g/m2 の高吸収性ポリマー粒子とを含有し;前記粉砕パルプと合成繊維とは、混合されていて、前記コアの前記表面シートから裏面シートへ向かう厚み方向において前記コアにおける含有比率が次第に低下し;前記ポリマー粒子が、下記測定法においてV=40以上の初期吸水速度を有する第1ポリマー粒子20〜100g/m2 と、V=5〜20の初期吸水速度を有する第2ポリマー粒子100〜300g/m2 とで構成され;前記第1ポリマー粒子はその全量が前記コアの厚みの下方1/2の範囲にのみ分布し、前記第2ポリマー粒子は、100〜200g/m2 が前記厚みの上方1/2の範囲に分布し、0〜100g/m2 が前記厚みの下方1/2の範囲に分布していることを特徴とする前記物品。初期吸水速度測定法a.250メッシュのナイロン布地でできた100mm×200mmの袋に約1gの高吸収性ポリマー粒子を入れて秤量した後、0.9%生理食塩水に浸漬する。このときの袋全体の重量をW0 とする。b.浸漬時間10秒および10分後に袋を取り出して,10分間空中に吊り下げて水切りをしてから秤量する。浸漬時間10秒後と10分後の袋全体の重量をW1 ,W2 とする。c.浸漬10秒後の吸水量と10分後の吸水量との比を初期吸水速度Vとし、その値を次式によって求める。V={(W1 -W0 )/(W2 -W0 )}×100
IPC (3件):
A61F 13/46 ,  A61F 5/44 ,  A61F 13/15
FI (3件):
A41B 13/02 D ,  A61F 5/44 H ,  A61F 13/18 307 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
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