特許
J-GLOBAL ID:200903055311655765

ガイドレールとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003915
公開番号(公開出願番号):特開平10-194017
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 外観を向上できると共にスライド部材移動時の摺動異音の低減と、開口部からの異物の侵入を少なくすることができるガイドレールとその製造方法の提供を図る。【解決手段】 内部に空間2aを有する金属製のガイドレール本体2に合成樹脂製の一対のカバー部材3をガイドレール本体2の開口部2eを覆うように接合し、スライド部材が一対のカバー部材3の撓み部3bの間隔3eより開口部2eを通して空間2aの内部で移動する際に、撓み部3bの内側縁が開口部2eより上方に突出されたスライド部材4に接触し、撓み部3bが上方へ弾性的に撓んで間隔3eを拡大してスライド部材4の移動を許容し、スライド部材4を円滑にスライドすることができる。又、撓み部3bがスライド部材4の通過後に元の形状に復帰して開口部2eを覆うことで見栄えを向上でき、かつ、開口部2eからの摺動異音の発生を低減し、また、該開口部2eより空間2aへの異物の侵入を少なくすることができる。
請求項(抜粋):
内部に長手方向に沿ってスライド部材の移動を許容する空間を有する略溝状に形成され一定寸法を保って対向する一対の開口フランジによって開口部が形成された金属製のガイドレール本体と、前記ガイドレール本体の開口部を外側から覆うようにそれぞれの開口フランジに接合された一対のカバー部材とからなり、前記カバー部材は基部とゴム状弾性を呈する材料からなる撓み部とを有し、基部が開口フランジに接合され、撓み部は基部とは鈍角を呈するようにその先端が外側に突出し、これらの先端が互いに対向する僅かな間隔を保って位置し、ガイドレール本体内を前記スライド部材が移動する際に撓み部の先端がスライド部材に接して撓み部が弾性的に撓み、前記間隔が拡大してスライド部材の移動を許容し、スライド部材の通過後には元の形状に復帰するようにしたことを特徴とするガイドレール。
IPC (3件):
B60N 2/06 ,  A47H 1/04 ,  B60J 5/06
FI (3件):
B60N 2/06 ,  A47H 1/04 B ,  B60J 5/06 A
引用特許:
審査官引用 (10件)
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