特許
J-GLOBAL ID:200903055333033946

インクカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-256632
公開番号(公開出願番号):特開平9-099563
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】小型可搬性機器に用いられるインクカートリッジは落下によりインク吐出孔より気泡を取り込み易く印字不良が発生しやすかった。【解決手段】ヘッドチップ1のノズル2をインク袋7のインク重心より下方に配置したことにより、衝撃印加時に、インクがヘッドチップ1内にに送り込まれるため、気泡が侵入しない。またインク袋7とヘッドチップ1まで最短の流路で連結したことにより、インク流路壁の表面積が減少し、ケース部材12の壁面からインク流路13に伝達する衝撃エネルギーが最小となった。さらにはインク袋7は上部の剛性が低く、下部の剛性が高いため、落下の衝撃によるインク袋7の上部の変形量と下部の変形量に差が生じ、上部の変形量>下部の変形量のため、落下時にインク袋内の体積が減ずる、すなわちインクをヘッドチップ1側の流路に押し出す作用があり、従ってノズル2からの気泡取り込みは起こりにくい。
請求項(抜粋):
インクを吐出するノズルと、電気機械変換素子を具備した圧力室と、インクの流れを制限するオリフィスとを具備したオンデマンド方式のヘッドチップと、開口部と閉塞部を有する円筒状のインク袋と、該インク袋の開口部を封じるとともに、前記オリフィスと前記インク袋を連絡するインク通路を形成したケース部材とを有し、前記ノズルと前記圧力室と前記オリフィスと前記インク通路と前記インク袋の開口部及び閉塞部が1列となるよう列設したことを特徴とするインクカートリッジ。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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