特許
J-GLOBAL ID:200903055349881157

多気筒内燃機関用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-285171
公開番号(公開出願番号):特開2005-054635
出願日: 2003年08月01日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】機関の回転速度が低く、カム角センサの出力を認識できない状態でも点火信号を発生させて、機関を点火することができる内燃機関用点火装置を提供する。【解決手段】カム角センサ5が発生するカム角パルスを基準にしてクランク軸が2回転する間に発生するクランク角パルスを識別するパルス識別手段6Aと、パルス識別手段6Aにより識別された一連のクランク角パルスを用いて機関の各気筒用の点火信号を発生する定常時点火信号発生手段607と、クランク角センサ3がクランク軸ロータの特定のリラクタのエッジを検出して発生するクランク角パルスを基準にしてクランク軸が1回転する間に発生するクランク角パルスを識別するパルス識別手段6Bと、カム角パルスを認識できない機関の極低速時にパルス識別手段6Bにより識別されたクランク角パルスを用いて点火信号を発生する極低速時点火信号発生手段610とを設ける。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関の各気筒用の点火信号に応答して前記内燃機関の各気筒の点火プラグに印加する点火用高電圧を発生する点火回路と、n個(nは2以上の整数)のリラクタを有して前記内燃機関のクランク軸に取り付けられたクランク軸ロータと、前記クランク軸ロータの各リラクタの回転方向の前端側エッジ及び後端側エッジをそれぞれ検出してクランク角パルスを発生するクランク角センサと、1つのリラクタを有して前記内燃機関のカム軸に取り付けられたカム軸ロータと、前記カム軸ロータのリラクタの回転方向の前端側エッジ及び後端側エッジをそれぞれを検出してカム角パルスを発生するカム角センサと、前記カム角パルスから得られるカム角情報と前記クランク角パルスから得られるクランク角情報とを用いて前記内燃機関の各気筒の点火位置を検出して前記各気筒用の点火信号を発生する点火信号発生部とを備えた多気筒内燃機関用点火装置において、 前記クランク軸ロータの前記n個のリラクタのうち、n-1個のリラクタは等しい極弧角を有するが、他の1つのリラクタは前記n-1個のリラクタの極弧角と異なる極弧角を有するように設けられ、 前記点火信号発生部は、 前記カム角センサが発生するカム角パルスを基準にして前記クランク軸が2回転する間に前記クランク角センサが発生する一連のクランク角パルスを識別する第1のパルス識別手段と、 前記第1のパルス識別手段により識別された一連のクランク角パルスから得られるクランク角情報に基づいて前記内燃機関の各気筒の圧縮行程の終期に各気筒用の点火信号を発生する定常時点火信号発生手段と、 前記クランク角センサが前記クランク軸ロータの前記他の1つのリラクタのエッジを検出したときに発生するクランク角パルスを基準にして前記クランク軸が1回転する間に発生する一連のクランク角パルスを識別する第2のパルス識別手段と、 前記カム角パルスの波高値がしきい値よりも低い前記内燃機関の極低速時に前記第2のパルス識別手段により識別された一連のクランク角パルスから得られるクランク角情報に基づいて前記内燃機関の各気筒の排気行程の終期及び圧縮行程の終期に各気筒用の点火信号を発生する極低速時点火信号発生手段と、 を具備してなる多気筒内燃機関用点火装置。
IPC (3件):
F02D45/00 ,  F02P5/15 ,  F02P7/067
FI (3件):
F02D45/00 362S ,  F02P7/067 302C ,  F02P5/15 C
Fターム (25件):
3G019AB01 ,  3G019AC01 ,  3G019BA01 ,  3G019GA01 ,  3G019GA02 ,  3G019HA02 ,  3G019HA03 ,  3G019HA09 ,  3G019HA13 ,  3G019HA15 ,  3G022AA03 ,  3G022BA01 ,  3G022BA06 ,  3G022CA01 ,  3G022CA06 ,  3G022GA01 ,  3G022GA02 ,  3G084BA16 ,  3G084BA17 ,  3G084CA01 ,  3G084CA09 ,  3G084EA04 ,  3G084EB24 ,  3G084FA38 ,  3G084FA39
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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