特許
J-GLOBAL ID:200903055391118951

骨適合性チタン材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 益田 博文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-060696
公開番号(公開出願番号):特開2008-220516
出願日: 2007年03月09日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】チタンまたはチタン合金の表面に生体活性なカルシウム含有酸化物層を簡便且つ安価に形成することができる骨適合性チタン材料の製造方法を提供する。【解決手段】骨適合性チタン材料を製造する場合、まず粉状の水酸化カルシウム試薬2と蒸留水3とを混合して、カルシウムを含むスラリー状のアルカリ処理剤(水酸化カルシウムスラリー)4を作製する。次いで、スラリー状のアルカリ処理剤4中にチタンまたはチタン合金の試料5を埋入させる。そして、試料5が埋入されたスラリー状のアルカリ処理剤4を大気雰囲気中で熱処理(酸化処理)する。これにより、試料5の表面にはチタン酸カルシウム層が形成され、このチタン酸カルシウム層の直下には二酸化チタン層が形成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
チタンまたはチタン合金の表面にカルシウム含有酸化物層を形成してなる骨適合性チタン材料の製造方法であって、 カルシウム系化合物粉末と蒸留水または水溶液とを混合して、スラリー状態の処理剤を作製する工程と、 前記スラリー状態の処理剤内に前記チタンまたはチタン合金を埋入する工程と、 前記チタンまたはチタン合金が埋入されたスラリー状態の処理剤を大気中で熱処理することにより、前記チタンまたはチタン合金の表面に前記カルシウム含有酸化物層を形成する工程とを含むことを特徴とする骨適合性チタン材料の製造方法。
IPC (1件):
A61L 27/00
FI (1件):
A61L27/00 L
Fターム (7件):
4C081AB04 ,  4C081AB05 ,  4C081BA02 ,  4C081CF22 ,  4C081CG02 ,  4C081DC01 ,  4C081DC03
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (8件)
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