特許
J-GLOBAL ID:200903055568062145

制振構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-192825
公開番号(公開出願番号):特開2000-027482
出願日: 1998年07月08日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 接合部材の変形領域が歪み硬化領域に到達しにくく、山形架構の開口面積を大きく取れる制振構造体を提供する。【解決手段】 柱11,11と梁12,12とで構成された枠体内に山形架構13を配置する。上層階の梁12と山形架構13の水平部材15との間に接合部材16を取り付ける。接合部材16は、字状の板状部を有する。板状部の初期長L0は、設計地震外力によって上記枠体が最大変形した時点における板状部の長さをLとした場合に、平均歪度ε(=L/L0-1)が降伏領域と歪み硬化領域との境界の歪度以下になるように設定する。こうして、接合部材16の変形領域が歪み硬化領域まで到達しないようにする。また、接合部材16を字状にして垂直方向の長さの増大を防ぎ、山形架構13の開口面積を大きく取る。
請求項(抜粋):
構造用鋼で成る2本の柱と構造用鋼で成る2本の梁とで囲まれた枠体内に、構造用鋼で成る傾斜部材と構造用鋼で成る水平部材とを有する山形架構を配置し、上記山形架構の傾斜部材の下端部を上記枠体に結合する一方、上記水平部材を上記構造用鋼より降伏点の低い低降伏応力鋼で成る接合部材を介して上記枠体を構成する上側の梁に結合した制振構造体において、上記接合部材は、湾曲した形状を有すると共に、上記梁の延在方向に並設された複数の板状部を備えていることを特徴とする制振構造体。
IPC (3件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 321 ,  F16F 15/02
FI (3件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 321 F ,  F16F 15/02 K
Fターム (5件):
3J048AA02 ,  3J048AB01 ,  3J048AC06 ,  3J048BC09 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (1件)

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