特許
J-GLOBAL ID:200903055587815634

リクライニング可能な車椅子における座部の揺動機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-322131
公開番号(公開出願番号):特開2004-154299
出願日: 2002年11月06日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】リクライニングによって姿勢変更する際のずれやこすれ等の不快感を防止することのできるリクライニング可能な車椅子を提供すること。【解決手段】前輪及び後輪を具備したフレーム本体と、フレーム本体に不等辺四節リンク機構からなるリクライニング機構を介して後方傾倒自在に設けた背部支持枠と、フレーム本体上面の後部座席枠と、後部座席枠の前部に上下に回動自在に設けた前部座席枠と、前部座席枠の前端部に回動自在に枢着された脚部支持枠とからなるリクライニング可能な車椅子において、前記リクライニング機構の第1リンク側に一端部を枢着した作動杆の他端部にリンク片を枢着し、該リンク片の他端部を上記前部座席枠とフレーム本体に枢着することによって、リクライニングに連動して作動杆が前方に押し出され、前記リンクを互いに回動させることにより前部座席部を上下に揺動可能に構成してなる揺動機構Mを備えた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
走行可能に前輪8,8及び後輪9,9を具備したフレーム本体1と、該フレーム本体1にリクライニング機構15を介して後方傾倒自在に設けた背部支持枠11と、前記フレーム本体1上面後部の水平面部に設けた後部座席枠7と、該後部座席枠7の前部に上下に回動自在に設けた前部座席枠25と、該前部座席枠25の前端部に回動自在に枢着された脚部支持枠29とからなるリクライニング可能な車椅子Kにおいて、前記リクライニング機構15はフレーム本体1に枢着した第1リンク17及び第2リンク20を背部支持枠11に枢着してなる不等辺四節リンク機構からなり前記背部支持枠11の見かけ上の回動中心が乗車した方の腰の屈曲点近傍となるよう構成したものであり、さらにこの第1リンク17側に一端部を枢着した作動杆47の他端部にリンク片51,52を枢着し、該リンク片51,52の他端部を上記前部座席枠25とフレーム本体1に枢着することによって、リクライニングに連動して作動杆47が前方に押し出され、前記リンク51,52を互いに回動させ前部座席部25を上下に揺動可能に構成してなる座席部の揺動機構Mを備えたことを特徴とするリクライニング可能な車椅子K。
IPC (2件):
A61G5/02 ,  A47C1/035
FI (2件):
A61G5/02 506 ,  A47C1/035
Fターム (1件):
3B099CA36
引用特許:
審査官引用 (2件)

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