特許
J-GLOBAL ID:200903055618063504

グロメットにおけるワイヤハーネス防水処理構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-035291
公開番号(公開出願番号):特開2001-231132
出願日: 2000年02月14日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 特に自動車配索用のワイヤハーネスにあって、グロメットを介して車体パネルに挿通する部分のワイヤハーネスに対し、低コストで簡単にしかも所要のシール性を得るに有効な防水処理構造を提供する。【解決手段】 複数本の電線11を束ねてなるワイヤハーネスがグロメットに挿通する部分において所要のシール性を確保するにあたり、電線11が水不透過性を有するブチルゴム製の2枚のシール補強シート20,21を張り合わせた張り合わせ面にほぼ等間隔に並んで挟み込まれ、それら2枚のシール補強シート20,21を簀巻き状に巻くことで螺旋形状となる張り合わせ面に電線11が隣りの電線11との間に空隙を生じないよう密着状態で保持される。すなわち、電線11の1本1本がシール補強シート20,21の張り合わせた面に密着状態で保持され、隣り合う電線11と電線11との間に空隙が生じず、電線間に雨水や結露水滴が毛細管現象などで浸透して浸入するのを有効に防止できる。
請求項(抜粋):
複数本の電線を束ねたワイヤハーネスのグロメットに挿通させた部分に対して所要のシール性を確保するハーネス防水処理構造であって、前記電線が水不透過性の2枚のシール補強シートを張り合わせた張り合わせ面にほぼ等間隔に並んで挟み込まれた状態で、前記2枚のシール補強シートを簀巻き状に巻くことで螺旋形状となる張り合わせ面に電線が隣りの電線との間に空隙を生じないよう密着状態で収容され、さらに簀巻き後のシール補強シートを外側からテープ部材で緊縛した状態で前記グロメットに挿通させてなっていることを特徴とするグロメットにおけるワイヤハーネス防水処理構造。
Fターム (5件):
5G363AA01 ,  5G363BA02 ,  5G363CA06 ,  5G363CA20 ,  5G363CB08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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