特許
J-GLOBAL ID:200903055631603259

除振マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-247586
公開番号(公開出願番号):特開2009-079621
出願日: 2007年09月25日
公開日(公表日): 2009年04月16日
要約:
【課題】周囲温度の変化により除振特性に悪影響を殆ど受けることのない、耐久性に優れた除振マウントを提供すること。【解決手段】所定の機器を除振又は制振する除振マウント10であって、第一及び第二の取付部材12,14との間に配されて、機器の重量を支持するコイルばね16と、コイルばね16の内側空間内に設けられる円筒体18と円筒体18内をその軸方向に摺動せしめられるピストン部材20にて形成される空気室24に対する空気の流出入より、入力振動の減衰を図るようにした振動減衰機構を有し、またピストン部材20と第二の取付部材14との間に球形磁石30を配して、点接触構造にて当接される点支持機構を構成し、更にピストン部材20が第二の取付部材14に常に支持されるように構成した当接維持手段を設けた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
除振又は制振されるべき機器とそれが設置されるベースとの間に介装されて、それらの間における振動の伝達を抑制乃至は阻止するようにした除振マウントにして、 前記機器と前記ベースの何れか一方に取り付けられる第一の取付部材とそれらの何れか他方に取り付けられる第二の取付部材との間に配されて、該機器の重量を弾性的に支持するコイルばねと、 該コイルばねの内側空間内において、前記第一の取付部材から前記第二の取付部材に向かって延びるように一体的に設けられた筒体部と、該筒体部内に摺動可能に嵌挿されて、振動入力に基づくところの前記機器の荷重変化によって摺動せしめられるピストン部材とを含み、それら第一の取付部材と筒体部とピストン部材にて形成される空気室に対する空気の制限された流出入によって、該ピストン部材の摺動を緩和せしめて、入力振動の減衰を図るようにした振動減衰機構と、 前記ピストン部材と前記第二の取付部材との間に少なくとも一つの球体を配し、それらを該球体を介した点接触構造において当接せしめると共に、それらの対向方向に直角な方向に移動可能に支持させる点支持機構と、 前記ピストン部材と前記第二の取付部材とを常時相互に当接せしめてなる形態において保持し、該点支持機構を介して、該ピストン部材が該第二の取付部材に常に支持されるように構成した当接維持手段とを、 有していることを特徴とする除振マウント。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  F16F 15/067 ,  F16F 15/023
FI (3件):
F16F15/02 M ,  F16F15/067 ,  F16F15/023 A
Fターム (9件):
3J048AA02 ,  3J048AA03 ,  3J048AC04 ,  3J048BC02 ,  3J048BE02 ,  3J048BE15 ,  3J048BG02 ,  3J048DA01 ,  3J048EA13
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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