特許
J-GLOBAL ID:200903055693567402

デジタル復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-257978
公開番号(公開出願番号):特開2001-086178
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 より高速なデータ伝送システムに対応できると共に、周波数がずれている場合にも同期を保持でき良好な復調信号を得ることができる低消費電力なデジタル復調装置を提供する。【解決手段】 同期手段が、遅延検波手段より出力された検波信号X、Yのレベルを1シンボル周期毎に予め設定された複数個の抽出ポイントにおいてそれぞれサンプリングすると共に、初期状態にあっては相隣接する2つの抽出ポイントを一組としてサンプリングした信号同志の相関を検出するゲート手段と、検出した相関をX、Yそれぞれについて対応する抽出ポイントの組毎に加算する加算手段と、加算した相関のそれぞれを複数シンボル分累積する累積手段と、を具備し、同期が捕捉された状態ではその中心の点の両側それぞれ2つの抽出ポイントのみにおいて相関検出、複数シンボルにわたる累積をおこない、それを基に同期を保持する様にすると共に、同期保持に必要な部分以外の動作を停止させる。
請求項(抜粋):
変調波を遅延検波して検波信号X、Yを得る遅延検波手段と、上記遅延検波手段よりの検波信号X、Yより同期タイミングポイントを決定し、この同期タイミングポイントに基づいた1シンボル同期毎のタイミングクロック信号を出力する同期手段と、上記同期手段よりのタイミングクロック信号に基づいて上記遅延検波手段よりの検波信号から基本データを確定して2値データ列信号に復調するデータ識別手段とを有するデジタル復調装置であって、上記同期手段が、上記遅延検波手段より出力された検波信号X、Yのレベルを1シンボル周期毎に予め設定された複数個の抽出ポイントにおいてそれぞれサンプリングすると共に、初期状態(非同期状態)にあっては相隣接する2つの抽出ポイントを一組としてサンプリングした信号同志の相関を検出するゲート手段と、検出した相関をX、Yそれぞれについて対応する抽出ポイントの組毎に加算する加算手段と、上記加算した相関のそれぞれを複数シンボル分累積する累積手段と、上記累積した相関値から相関判定をおこない初期同期を捕捉する相関判定手段と、上記相関判定手段の出力に基づいて最大の相関を呈する抽出ポイント対のいずれか一方のサンプリングデータが予め設定したひとつの抽出ポイント(タイミングポイント)のとき出力されるよう上記相関検出手段のサンプリング周期をシフトするシフト手段と、を具備し、上記同期が捕捉された状態ではその中心の点の両側それぞれ2つの抽出ポイントのみにおいて相関検出、複数シンボルにわたる累積をおこない、それを基に同期を保持する様にすると共に、上記同期保持に必要な部分以外の動作を停止させることを特徴とするデジタル復調装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04L 27/22 C ,  H04L 7/00 F
Fターム (18件):
5K004AA05 ,  5K004FA05 ,  5K004FG02 ,  5K004FG03 ,  5K004FH01 ,  5K004FH08 ,  5K004FH10 ,  5K047AA04 ,  5K047EE02 ,  5K047GG08 ,  5K047GG25 ,  5K047MM13 ,  5K047MM33 ,  5K047MM38 ,  5K047MM42 ,  5K047MM45 ,  5K047MM53 ,  5K047MM56
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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