特許
J-GLOBAL ID:200903055712591859

鉄道車両用油圧式車体傾斜装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092183
公開番号(公開出願番号):特開平6-278604
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 曲線を高速で走行する場合の乗心地を向上するため新しい車体傾斜装置を提案するもので、従来に比べて車体を傾斜させるための車体支持用梁を省略して車体傾斜機構を簡略・軽量化すると共に車体傾斜制御用の油圧ユニットの容量を小さくして新製費の低減をはかる。【構成】 本発明の車体傾斜装置は車体を支持・傾斜させる油圧回路を封じ切り、このクローズした油圧回路で車体の支持と傾斜を行うようにして、従来のコロ式の場合に必要であった車体支持用の振子梁を省略し、プランジャ式の場合のように直接高圧の作動油を車体傾斜制御用アクチュエータに給排するのを止めて、駆動用油圧回路の容量が大きくならないようにしている。また、車体重心の上下動が少ないため車体傾斜のための制御力も小さくて済むように工夫している。
請求項(抜粋):
輪軸に支持された台車枠と車体を支持するまくらばねの間に配置された車体の支持と傾斜を行わせる油圧式車体傾斜装置において、まくらばねの補助空気室を兼ねたまくらばね支持架台、台車枠上に配置され該まくらばね支持架台を上下動方向に案内する左右一対のガイド機構、該まくらばね支持架台と台車枠の間に配置され該まくらばね支持架台を上下動させる傾斜制御用油圧アクチュエータ、一台車の左右一対の傾斜制御用油圧アクチュエータを油圧配管で受圧面積の等しい両ロッド型複動シリンダのピストン両側の油圧室に連結した油圧式車体傾斜案内機構、該油圧式車体傾斜案内機構により車体を傾斜させるため両ロッド型複動シリンダのロッドのストロークを制御する駆動機構で構成したことを特徴とする鉄道車両用油圧式車体傾斜装置。
IPC (2件):
B61F 5/10 ,  B61F 5/22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-014762
  • 特開昭58-110368

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