特許
J-GLOBAL ID:200903055748292190
液圧制御装置および作動特性取得装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
神戸 典和
, 佐藤 光俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-126677
公開番号(公開出願番号):特開2006-298313
出願日: 2005年04月25日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】作動特性の学習において、リニアバルブの真の作動特性に近い作動特性を取得する。【解決手段】作動特性取得対象のリニアバルブについて、コイルへの供給電流が保持期間の間保持された後漸変期間の間漸変させられる。保持期間における液圧の変化状態に基づいて開弁判定しきい値が決定され、漸変期間において液圧が開弁判定しきい値に達すると、リニアバルブが閉状態から開状態に切り換えられたとされて、前後の差圧と供給電流値とが検出され、データ対として取得される。このように、開弁判定しきい値が、保持期間における液圧の変化状態に基づいて決定されるため、増圧リニアバルブにおいて漏れがあっても、増圧リニアバルブが閉状態から開状態に切りかわったか否かを正確に検出することができ、真の作動特性に近い特性を取得することができる。【選択図】図20
請求項(抜粋):
少なくとも、高圧側と低圧側との差圧に応じた差圧作用力と、コイルへの供給電流に応じた電磁駆動力との関係により開閉する電磁制御弁と、
前記コイルへの供給電流が漸変させられる状態において、前記電磁制御弁の高圧側と低圧側との少なくとも一方の側の圧力が作動判定しきい値になった場合に、前記電磁制御弁が閉状態と開状態との間で切り換わったとして、その時の供給電流である開閉作動電流と前記高圧側と低圧側との差圧との関係である作動特性を取得する作動特性取得装置と、
その作動特性取得装置によって取得された作動特性に基づいて、前記コイルへの供給電流を制御することによって、前記電磁制御弁の高圧側と低圧側とのいずれか一方の側の液圧を制御する液圧制御部と
を含み、
前記作動特性取得装置が、(a)保持期間において前記コイルへの供給電流を保持した後に、漸変期間において前記コイルへの供給電流を漸変させる電流制御部と、(b)前記保持期間における前記電磁制御弁の高圧側と低圧側との少なくとも一方の側の圧力の変化状態に基づいて、前記作動判定しきい値を決定する作動判定しきい値決定部とを含むことを特徴とする液圧制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
B60T8/17 Z
, B60T17/22 Z
, B60T8/17 B
Fターム (17件):
3D046BB01
, 3D046HH02
, 3D046HH16
, 3D046HH36
, 3D046JJ01
, 3D046KK11
, 3D046LL05
, 3D046LL23
, 3D046LL37
, 3D046LL50
, 3D049BB03
, 3D049CC02
, 3D049HH20
, 3D049HH34
, 3D049HH41
, 3D049RR01
, 3D049RR04
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
ブレーキ液圧制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-115011
出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (4件)