特許
J-GLOBAL ID:200903055749361861

ペプチドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223520
公開番号(公開出願番号):特開平5-328992
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 生理活性ペプチド又はその前駆体を、酸性側に等電点を有する融合蛋白質を経由して製造する方法の提供。【構成】 A)融合蛋白A-L-B(Bは目的ペプチド、Aは保護ペプチド、Lはリンカーペプチド)をコードする遺伝子を発現することができるプラスミドにより形質転換された宿主細胞を培養し、B)該形質転換体の培養菌体を破砕して封入体の不溶性画分を得、C)該不溶性画分を可溶化剤で処理することにより、該封入体中の融合蛋白を可溶化し、そしてD)該可溶化された融合蛋白の前記リンカーアミノ酸残基のC-末端と前記目的ペプチドのN-末端の間のペプチド結合を酵素又は化学物質により切断して該目的ペプチドを他のペプチドから切り離すことを特徴とする製造方法。
請求項(抜粋):
ペプチド(目的ペプチド)の製造方法であって、A)次の式で表される融合蛋白:A-L-B(式中、Bは目的ペプチドであり、Aは90〜200個のアミノ酸残基からなる保護ペプチドであり、そしてLは該保護ペプチドのC-末端と該目的ペプチドのN-末端との間に位置するリンカーペプチドであり、かつ該融合蛋白を酵素または化学物質により処理した場合に前記目的ペプチドが切り離されるように選択されており、そしてA-L-Bの融合蛋白全体の等電点が4.9〜6.9の範囲にあるように該保護ペプチド及びリンカーペプチドが選択されている)をコードする遺伝子を発現することができるプラスミドにより形質転換された宿主細胞を培養し、B)該形質転換体の培養菌体を破砕して封入体の不溶性画分を得、C)該不溶性画分を可溶化剤で処理することにより、該封入体中の融合蛋白を可溶化し、そしてD)該可溶化された融合蛋白の前記リンカーアミノ酸残基のC-末端と前記目的ペプチドのN-末端の間のペプチド結合を酵素又は化学物質により切断して該目的ペプチドを他のペプチドから切り離すことを特徴とする製造方法。
IPC (8件):
C12P 21/02 ZNA ,  C12P 21/06 ,  C12N 15/16 ,  C12N 15/62 ,  C12N 15/67 ,  C12N 15/70 ,  C12P 21/02 ,  C12R 1:19
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭64-010999
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-010999
  • 特開昭64-010999

前のページに戻る