特許
J-GLOBAL ID:200903055839610429

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203700
公開番号(公開出願番号):特開平8-172529
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【課題】 複写禁止文書の判別を確実に行って,複写禁止文書の画像情報の複写・転送・保存・入力を確実に禁止する。【解決手段】 画像情報を構成する個々の画素データ毎に,注目画素が,複写禁止パターンの黒ピーク密度と一致する画素であるか否か,一定距離離れた周囲に所定の大きさの白地領域が存在するか否か,網グラフあるいは網かけ文字領域画素であるか否か,不正ピーク領域画素であるか否かに基づいて,画像情報が複写禁止文書であるか否かを判定することにより,あらかじめ紙面全体に複写禁止パターンを印刷あるいは複写した紙を用いて作成された複写禁止文書を確実に判別する。
請求項(抜粋):
入力した画像情報に対して,シェーディング補正処理,フィルタ処理,変倍処理,γ補正処理,階調処理等を施す画像処理装置において,前記画像情報を構成する個々の画素データ毎に,注目画素データとそれに隣接する画素データとから,前記注目画素が黒ピークであるか否かを検出する黒ピーク検出手段と,前記黒ピーク検出手段の結果を入力して,注目画素データを中心とする一定面積中の黒ピーク密度があらかじめ決められた複写禁止パターンの黒ピーク密度と一致するか否かを判定する黒ピーク密度判定手段と,前記画像情報を入力して白地領域を検出する白地領域検出手段と,前記画像情報を入力してエッジ領域を検出するエッジ領域検出手段と,前記黒ピーク密度判定手段の判定結果および白地領域検出手段の検出結果を入力して,複写禁止パターンの黒ピーク密度と一致する画素であると判定された注目画素データから一定距離離れた周囲に所定の大きさの白地領域が存在するか否かを判定する周辺白地領域判定手段と,前記黒ピーク密度判定手段の判定結果およびエッジ領域検出手段の検出結果を入力して,複写禁止パターンの黒ピーク密度と一致する画素であると判定された注目画素データが網グラフあるいは網かけ文字領域画素であるか否かを判定する網グラフ/網かけ文字領域判定手段と,前記黒ピーク密度判定手段の判定結果を入力して,複写禁止パターンの黒ピーク密度と一致する画素であると判定された注目画素データが,地汚れ等に起因する不正ピーク領域画素であるか否かを判定する不正ピーク領域判定手段と,前記黒ピーク密度判定手段の判定結果,周辺白地領域判定手段の判定結果,網グラフ/網かけ文字領域判定手段の判定結果および不正ピーク領域の判定結果に基づいて,注目画素データが複写禁止パターンの一部であるか否かを判定する注目画素データ判定手段と,前記注目画素データ判定手段によって複写禁止パターンの一部であると判定された画素データの数に基づいて,前記画像情報が複写禁止文書であるか否かを判定する複写禁止文書判定手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。
IPC (4件):
H04N 1/40 ,  G03G 21/04 ,  G06T 7/00 ,  H04N 1/00
FI (3件):
H04N 1/40 Z ,  G03G 21/00 554 ,  G06F 15/62 410 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-085657   出願人:株式会社リコー
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-252407   出願人:株式会社リコー

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