特許
J-GLOBAL ID:200903055859980915

現像ロール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-047655
公開番号(公開出願番号):特開平9-244392
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】トナーの付着を防止して良好な画像特性を長期間提供することのできる現像ロールを提供する。【解決手段】円筒状スリーブ12とその両端を塞ぐエンドキャップ13からなる導電性軸体14の外周に沿って最内層21が形成され、その外周面に中間層22が形成され、さらにその外周面に最外層23が形成された構成の現像ロールである。そして、上記最外層23が、粒径0.01〜0.5μmの導電剤を含有するポリカーボネート共重合体によって形成されている。
請求項(抜粋):
軸体の外周に一層もしくは二層以上の層が形成されたロールであって、これらの層のうちの最外層が、下記の(β)を含有する高分子材料(α)によって形成されていることを特徴とする現像ロール。(α)下記の一般式(A)で表される繰り返し単位(A)と、下記の一般式(B)で表される繰り返し単位(B)と、下記の一般式(C)で表される繰り返し単位(C)とからなり、上記繰り返し単位(A)、繰り返し単位(B)、繰り返し単位(C)の各含有割合が下記の式(1)、式(2)および式(3)の関係を全て満たすように設定されているポリカーボネート共重合体。【化1】〔上記式(A)において、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6 は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のフルオロアルキル基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜12の置換アリール基または炭素数6〜12の無置換アリール基であって、互いに同じであっても異なっていてもよい。また、R7 およびR8 は、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜12の置換アリール基または炭素数6〜12の無置換アリール基であって、互いに同じであっても異なっていてもよい。そして、aは0〜4の整数、bは0〜4の整数である。Xは、炭素数1〜6の置換アルキレン基または炭素数1〜6の無置換アルキレン基であって、nは1〜6の整数である。さらに、pは正数、qは0または正数であり、p+qは200未満である。〕【化2】【化3】〔上記式(C)において、Yは、単結合、-O-、-CO-、-S-、-SO-、-SO2 -、-CR11R12-(ただし、R11およびR12は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のフルオロアルキル基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜12の置換アリール基または炭素数6〜12の無置換アリール基であって、互いに同じであっても異なっていてもよい。)、炭素数5〜11の置換シクロアルキリデン基、炭素数5〜11の無置換シクロアルキリデン基、炭素数2〜10のα,ω-アルキレン基またはフルオレニリデン基であって、互いに同じであっても異なっていてもよい。また、R9 およびR10は、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のフルオロアルキル基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜12の置換アリール基または炭素数6〜12の無置換アリール基であって、互いに同じであっても異なっていてもよい。そして、cは0〜4の整数、dは0〜4の整数である。ただし、上記R11およびR12が同時にメチル基で、かつ上記cおよびdが同時に0であることはない。〕【数1】0.5≦(A)/〔(A)+(B)+(C)〕≦0.9 ・・・(1)【数2】0≦(B)/〔(A)+(B)+(C)〕≦0.5 ・・・(2)【数3】0≦(C)/〔(A)+(B)+(C)〕≦0.5 ・・・(3)〔式(1)、式(2)および式(3)において、(A)は繰り返し単位(A)の含有量、(B)は繰り返し単位(B)の含有量、(C)は繰り返し単位(C)の含有量である。ただし、(A)+(B)+(C)=1である。〕(β)粒径0.01〜0.5μmの導電剤。
IPC (2件):
G03G 15/08 501 ,  F16C 13/00
FI (2件):
G03G 15/08 501 B ,  F16C 13/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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