特許
J-GLOBAL ID:200903055896748690

舵面駆動用アクチュエータの制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-177595
公開番号(公開出願番号):特開平9-328098
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 両系の電源ダウン時でも舵面フラッターを生じさせない。【解決手段】 第2コントロールバルブのオリフィスを介して減圧弁の出力ポートと蓄圧器の入力ポートとの間を接続する。この接続は、電気的な障害が発生した場合に行う。舵面フラッタを生じさせるような負荷がアクチュエータに加えられると、アクチュエータの高圧側の室から押し出された作動油は、切換弁から第1コントロールバルブを通って第2コントロールバルブのオリフィスに流れ込み、このオリフィスを通過した作動油は、アクチュエータの低圧側の室にリターンする。アクチュエータの二つの室の間にオリフィスが入るため、作動油はオリフィスの抵抗に妨げられてスムーズに流れず、アクチュエータがダンパとして機能し舵面フラッタが回避される。
請求項(抜粋):
高圧の作動油が供給される供給ポートに接続されたチェック弁及び減圧弁と、リターンポートに接続された蓄圧器と、前記減圧弁の出力ポート及び前記蓄圧器の入力ポートを、メカニカルに伝達される操舵入力に応じて二つの出力ポートにそのまま接続し又は順番を入れ換えて接続し若しくは接続しない第1コントロールバルブと、前記減圧弁の出力ポート及び前記蓄圧器の入力ポートを、電気的に伝達される操舵入力に応じて二つの出力ポートにそのまま接続し又は順番を入れ換えて接続し若しくは前記減圧弁の出力ポートと前記蓄圧器の入力ポートとの間をオリフィスを介して接続する第2コントロールバルブと、第1制御ポート及び第2制御ポートのポート圧の組み合わせに応じて、前記第1コントロールバルブの二つの出力ポートをアクチュエータの二つの室に接続するポジション、又は、前記第2コントロールバルブの二つの出力ポートをアクチュエータの二つの室に接続するポジション、若しくは、アクチュエータの二つの室を連通するポジションのいずれかのポジションを選択する切換弁と、所定の電気信号のオンオフに応答して、前記減圧弁の出力ポート又は前記蓄圧器の入力ポートを切換弁の第1制御ポートに接続する第1ソレノイドバルブと、所定の電気信号のオンオフに応答して、アクチュエータの高圧側の室又は前記蓄圧器の入力ポートを切換弁の第2制御ポートに接続する第2ソレノイドバルブと、を備えたことを特徴とする舵面駆動用アクチュエータの制御回路。
IPC (3件):
B64C 13/16 ,  B64C 13/00 ,  F15B 20/00
FI (3件):
B64C 13/16 A ,  B64C 13/00 B ,  F15B 20/00 G
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • アクチュエータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-301512   出願人:帝人製機株式会社
  • 特開平4-215595
  • 舵面の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-302222   出願人:帝人製機株式会社
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