特許
J-GLOBAL ID:200903055923888416

ポリアクリロニトリル系重合体とその製造方法および炭素繊維前駆体繊維の製造方法および炭素繊維とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-269822
公開番号(公開出願番号):特開2008-248219
出願日: 2007年10月17日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】 紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができるポリアクリロニトリル(PAN)系重合体を提供する。また、そのPAN系重合体を用いることにより、生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維前駆体繊維を製造する方法を提供するとともに、上記の高品位な炭素繊維前駆体繊維を用いた高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。【解決手段】 アクリロニトリルを主成分とする重合体を含み、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法で測定されるZ平均分子量(Mz)が80万〜600万で、多分散度(Mz/Mw)が3.0〜10.0である炭素繊維前駆体繊維製造用に好適なポリアクリロニトリル系重合体、並びに、それを用いた炭素繊維前駆体繊維の製造方法および炭素繊維の製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
アクリロニトリルを主成分とする重合体を含み、次の[a]〜[d]から選ばれる少なくとも一種の要件を満たすポリアクリロニトリル系重合体。 [a]ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法で測定されるZ平均分子量(Mz)が80万〜600万で、多分散度(Mz/Mw)(Mwは、重量平均分子量を表す)が3.0〜10.0である。 [b]GPC法で測定されるZ+1平均分子量(Mz+1)が300万〜1000万で、多分散度(Mz+1/Mw)が6.0〜25.0である。 [c]ゲルパーミエーションクロマトグラフ法-多角度光散乱光度(GPC-MALLS)法で測定されるMzmが40万〜100万で、多分散度(Mzm/Mwm)が3.0〜10.0である。 [d]ゲルパーミエーションクロマトグラフ法-多角度光散乱光度(GPC-MALLS)法で測定されるZ平均回転半径(Rz)が25〜45nmで、重量平均回転半径との比(Rz/Rw)が1.3〜2.5である。
IPC (6件):
C08F 20/44 ,  D01F 9/22 ,  D01F 6/18 ,  C08L 33/20 ,  C08F 2/44 ,  C08F 2/00
FI (6件):
C08F20/44 ,  D01F9/22 ,  D01F6/18 E ,  C08L33/20 ,  C08F2/44 C ,  C08F2/00 A
Fターム (44件):
4J002BG101 ,  4J002BG102 ,  4J002GK01 ,  4J002HA05 ,  4J011BA06 ,  4J011BB01 ,  4J011BB02 ,  4J011BB07 ,  4J011BB08 ,  4J011BB09 ,  4J011BB17 ,  4J011BB18 ,  4J011PA69 ,  4J011PC02 ,  4J011PC08 ,  4J100AM02P ,  4J100CA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA09 ,  4J100FA03 ,  4J100FA19 ,  4J100FA27 ,  4J100JA11 ,  4L035AA04 ,  4L035BB04 ,  4L035BB17 ,  4L035BB21 ,  4L035BB22 ,  4L035BB60 ,  4L035BB89 ,  4L035BB91 ,  4L035CC02 ,  4L035DD13 ,  4L035FF01 ,  4L035HH01 ,  4L035HH10 ,  4L037CS03 ,  4L037FA01 ,  4L037FA08 ,  4L037FA09 ,  4L037PA55 ,  4L037PC11 ,  4L037PS02 ,  4L037PS11
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-123403
  • 特開平3-210309

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