特許
J-GLOBAL ID:200903055926906270

車両用ブレーキ装置の液圧ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-310263
公開番号(公開出願番号):特開平11-139284
出願日: 1997年11月12日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 二本のボルトで固定されるモータの支持剛性を高めて、振動や騒音を抑制する。【解決手段】 モータ出力軸と直交するようにハウジング2内に収容されるプランジャポンプの軸心C2に対して、モータ3固定用の二本のボルト5の軸心を結ぶ線P2を一致させるか、もしくは微小角度θだけ傾ける。ハウジング2に対してモータ3側の着座面となるモータケース26のフランジ部29は、軸線P1に相当する位置が頂部33となるような凸形状の傾斜面32とする。
請求項(抜粋):
プランジャポンプを含む液圧回路が形成されたハウジングとこのハウジングの一側面に固定されたポンプ駆動用のモータとから構成される一方、マスタシリンダとホイールシリンダとを結ぶブレーキ液通路に設けられてそのブレーキ液圧を制御する車両用ブレーキ装置の液圧ユニットにおいて、前記モータのモータケースと一体にフランジ部を形成して、このフランジ部の点対称位置の二箇所にモータ出力軸と平行なボルトをそれぞれ挿入することにより該フランジ部を着座面としてモータをハウジングに固定配置するとともに、前記モータ出力軸に設けられた偏心カムをハウジング内に挿入し、前記ハウジング内のうちモータ出力軸と直交する軸線上には、前記偏心カムと当接して該偏心カムにより往復駆動されるプランジャを有するプランジャポンプを偏心カムをはさんで互いに対向配置し、前記二本のボルトの軸線を結ぶ線がプランジャポンプの軸線と一致するかもしくはそのプランジャポンプの軸線に対して微小角度をなすように設定するとともに、前記ハウジングとモータケースのフランジ部との間のモータ側の着座面のうち前記ボルト挿入部分以外の部分に、前記ハウジングに対して前記フランジ部をボルト締結したときに面圧が高くなる高面圧部を設けたことを特徴とする車両用ブレーキ装置の液圧ユニット。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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