特許
J-GLOBAL ID:200903055935475974

テレケレック物質の製造方法、こうして製造されたテレケレック物質及びその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079845
公開番号(公開出願番号):特開2000-080107
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 特定の分子量と狭い分子量分布とを有するホモ若しくはコポリマーを1種以上のビニルモノマーから単一反応工程で製造する方法、並びに、ラッカー化学で一般的な官能基とさらに反応/架橋可能な官能性末端基2個を持つポリマーを得る方法を提供する。【解決手段】 所望の官能基を含みかつ一旦モノマーが消費し尽くされたとき鎖を停止する官能化試薬の存在下でリビングラジカル重合方法を使用してモノマーをラジカル(共)重合する。
請求項(抜粋):
一般式Y<SP>1 </SP>-Q-Y<SP>2</SP>(式中、Qは一般式【化1】で示される、分子量300<Q<10000のオリゴマー性の、随意的に置換された炭化水素残基である;ここでnは3≦n≦500の範囲の整数である;各R' 、R''、R''' は相互に独自にH、C<SB>1 </SB>〜C<SB>20</SB>(シクロ)アルキル、C<SB>6 </SB>〜C<SB></SB><SB>24</SB>アリール、ハロゲン、CN、C<SB>1 </SB>〜C<SB>20</SB>アルキルエステル、アルキルアミド、C<SB>6 </SB>〜C<SB>24</SB>アリールエステル及びアリールアミドであることができる;R' 、R''、R''' はまたアルデヒド基、ケト基、エーテル基のようなさらなる官能基を含むこともできる;R' 、R''は環式酸無水物、環式イミド、環式アルカンを含む群から選ばれる成分からなる環の構成成分である;Y<SP>1 </SP>及びY<SP>2 </SP>は同一若しくは相違する官能基である)で示されるテレケレック物質の製造方法であって、A)一般式R' HC=CR''R'''(式中、R' 、R''、R''' は前記同様の意味を有し、分子内にY<SP>1 </SP>及びY<SP>2 </SP>基を含まない)で示されるラジカル重合可能なエチレン性不飽和モノマー又はこのようなモノマーの混合物を、B)開始剤成分と、C)遷移金属成分と、D)化合物Cの中心原子を錯化できる1種以上の錯化配位子とで、重合させることからなる前記製造方法において、該重合を、E)少なくともC=C二重結合1個と該所望官能基Y<SP>1 </SP>、Y<SP>2 </SP>のうちの少なくとも1個とを有する官能化試薬、の存在下で行なうことを特徴とする前記製造方法。
IPC (4件):
C08F 2/00 ,  C08F 2/38 ,  C08F293/00 ,  C09D153/00
FI (4件):
C08F 2/00 Z ,  C08F 2/38 ,  C08F293/00 ,  C09D153/00
引用特許:
審査官引用 (8件)
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