特許
J-GLOBAL ID:200903056084518361
距離測定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159216
公開番号(公開出願番号):特開平8-122437
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 同一の送信波に対する複数の反射物体からの反射波を検知することによって、霧等からの反射波を検知した場合でも、目標物からの信号が存在するときには距離計測可能とする。【構成】 1発のレーザ光Hに対して複数の反射波を検出し、各反射波に対応する時間差を計測して距離を測定可能であり、手前側に霧、その向こう側に目標物がある場合でも各反射波による距離を算出できる。そして、算出した距離データが霧等によるものなのか目標物によるものなのかの判断のために霧等の物理的性質を考慮している。霧等の場合に空気中を浮遊する粒子によって散乱反射されて発生する反射波に対応する距離範囲を予め記憶しており、スキャンしている全エリアに対して略同一の近距離データが有る場合(S135:YES)や、第一データが散乱光データよりも所定回数n回連続して小さければ(S170:YES)、雪・霧の状態であると判定している。
請求項(抜粋):
パルス状の送信波を断続的に放射して反射物体による反射波を検出し、上記送信波を放射した時間と、上記反射波を検出した時間との時間差を計測する時間差計測手段と、該時間差計測手段によって計測された上記時間差に基づいて、上記反射物体までの距離を算出する距離算出手段とを備えた距離測定装置において、上記時間差計測手段が、放射された一つの送信波に対して複数の反射波を検出し、各反射波に対応する時間差を計測可能に構成されると共に、雪、霧、雨等の気象条件の場合に空気中を浮遊する粒子が上記送信波を散乱反射することによって発生する反射波に対応する上記時間差の範囲を予め記憶しておく記憶手段を備え、上記距離計測手段が、上記時間差計測手段によって計測された時間差と、上記記憶手段に記憶された散乱反射の場合の時間差範囲データとに基づいて、上記反射物体までの距離を算出することを特徴とする距離測定装置。
IPC (3件):
G01S 17/10
, G01S 17/50
, G01S 17/93
引用特許:
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