特許
J-GLOBAL ID:200903056116787670

焼却炉および溶融炉からの飛灰の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-311210
公開番号(公開出願番号):特開平8-141539
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 焼却炉や溶融炉からの飛灰中に含まれる重金属や有害物質を、セメント固化法あるいは溶融処理によることなく、安全な形で分離できる焼却炉または溶融炉からの飛灰の処理方法の提供。【構成】 飛灰を水に溶解してスラリーとし、中和剤として水酸化ナトリウムを添加してpHを8.0に調整して、重金属分の澱物と塩類とを濾過分離する(第一工程)。得られた残渣をリパルプして液中に硫酸を添加し、pHを1.0に調節して鉛以外の重金属を溶出させ、鉛を含む残渣を濾別する(第二工程)。第一および第二工程の濾液を合した後、これに濃度調整した水酸化ナトリウム水溶液を添加してpH8まで中和し、さらに水酸化ナトリウムを酸化還元電位で-100mV(Ag/AgCl電極基準)まで添加して亜鉛を主とする重金属の水酸化澱物およびその他の重金属の硫化物を生成させ固液分離する(第三工程)。
請求項(抜粋):
焼却炉および溶融炉から発生する塩素およびナトリウムを主とする塩類と、亜鉛、銅、鉛を主とする重金属とを含む飛灰の処理方法であって、上記飛灰に水を加えてリパルプした後に、中和剤を添加してpHを8.0〜11.0に調整した後、重金属含有残渣と塩類含有濾液とに固液分離することを特徴とする焼却炉および溶融炉からの飛灰の処理方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  A62D 3/00 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 304 G ,  B09B 3/00 ZAB
引用特許:
審査官引用 (4件)
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