特許
J-GLOBAL ID:200903056159795021

固定ディスク記憶装置の障害予想方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-133042
公開番号(公開出願番号):特開平8-339616
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】 固定磁気ディスク・データ記憶装置においてランプを使って変換器を支持するスライダをロードしアンロードすることに伴う問題を解決する。【解決手段】 スライダがロードしアンロードする領域内のトラックを読み取り、各スライダのロード動作後にエラーを記録する。1つの技法は、エラーの増加を追跡し、スライダの最新の所与のロード・サイクル数の間にエラー率の増加がしきい値を超えるとき、差し迫った装置障害を識別することである。別の形態では、より有効な比較評価を可能にする読取りエラーが生じるように、一連の専用トラックを高い線密度で記録する。これにより、性能低下を示す第1のエラー数しきい値が、アクチュエータを低速で始動してそれ以上の劣化を阻止し、エラー数の第2のしきい値が、差し迫った破局的障害を示しシステム・ユーザへの警報をトリガするという2段階評価が可能になる。
請求項(抜粋):
回転するデータ記憶ディスクと、変換器を支持するスライダを前記回転ディスクに対して読取り/書込みのための対向する位置関係で支持するアクチュエータと、継続中の読取り/書込み動作が完了したときにスライダをアンロードするランプ構造とを備えた固定ディスク・データ記憶装置において、差し迫った装置障害を予想する方法であって、スライダを前記ランプからロードしているときに、スライダが、対向するディスク表面と読取り/書込みのために協働する位置関係をその内部で達成する一連のトラックを画定する段階と、前記一連のトラックを読み取って、読取りエラーの数の検出と記録を可能にする段階と、前記一連のトラックを読み取る際に遭遇し検出した読取りエラーの現行数を、変換器のロード後に、前記一連のトラックを以前に読み取ったときに検出した読取りエラーの数と比較する段階と、前記一連のトラックの現読取り中に検出した読取りエラーの数が、対応するスライダとディスクの組合せの障害が迫っていることを示すときを識別する段階とを含む方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 磁気ディスク装置のキャリッジ機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-050669   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭62-273678
  • 特開昭63-200306
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