特許
J-GLOBAL ID:200903056165900031

電力線搬送通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-348534
公開番号(公開出願番号):特開2000-174675
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 電力線搬送通信において、周波数軸上のみならず、時間軸上にも冗長性を持たせることにより、電源周波数に同期した強力なインパルスノイズにも耐え得る信頼性の高い電力線搬送通信システムを提供する。【解決手段】 インタリーブ部11は、送信するシンボルに対し、ノイズ周期と同じ長さのシンボル列をひとかたまりとしてn種類のインタリーブ手法を用いて並べ替えを行う。変調部12は、このn種類のシンボル列をn個のキャリアでそれぞれ変調する。復調部22は、n個のキャリアから振幅/位相情報をそれぞれ取り出し、複数の振幅/位相情報列として出力する。デ・インタリーブ部23は、複数の振幅/位相情報列を、逆変換により元の時間順序にそれぞれ並べ戻す。判定部24は、各振幅/位相情報列における同一タイミングの振幅/位相情報値からシンボル値を判定し、受信シンボル列として出力する。
請求項(抜粋):
電力線を伝送路として用い、送信装置と受信装置との間におけるシンボルの通信を行う電力線搬送通信システムであって、前記送信装置は、送信するシンボルに対し、長さがmシンボル(mは、2以上の整数)である1番シンボル〜m番シンボルのシンボル列を1単位として、当該シンボル列をn種類(nは、2以上の整数)の並べ替え手法を用いて当該1番シンボル〜m番シンボルの順番をそれぞれ並べ替えたn列のシンボル列を生成するインタリーブ手段と、前記インタリーブ手段が生成した前記n列のシンボル列を、それぞれ対応する予め定めたキャリアを用いて振幅変調および/または位相変調し、変調信号として出力する変調手段と、前記変調信号を予め定めた振幅に増幅し、前記伝送路へ出力する送信アンプ手段とを備え、前記受信装置は、前記伝送路を介して受信する変調信号を予め定めた振幅に増幅して出力する受信アンプ手段と、前記受信アンプ手段が出力する変調信号に対して、それぞれ対応する予め定めた基準キャリアを用いて振幅復調および/または位相復調を行い、n列の振幅/位相情報列を生成する復調手段と、前記復調手段が生成した前記n列の振幅/位相情報列を、それぞれ対応する前記並べ替え手法の逆変換を行って、前記インタリーブ手段入力時における順番に並びを戻し、並べ戻したn列の振幅/位相情報列として出力するデ・インタリーブ手段と、前記デ・インタリーブ手段が出力する前記並べ戻したn列の振幅/位相情報列の各情報に基づいて、前記1番シンボル〜m番シンボルの値をそれぞれ判定し出力する判定手段とを備える、電力線搬送通信システム。
IPC (3件):
H04B 3/54 ,  H03M 13/27 ,  H04B 1/74
FI (3件):
H04B 3/54 ,  H03M 13/22 ,  H04B 1/74
Fターム (19件):
5J065AA03 ,  5J065AB01 ,  5J065AC02 ,  5J065AF02 ,  5J065AG06 ,  5K021AA08 ,  5K021CC01 ,  5K021CC03 ,  5K021CC12 ,  5K021GG02 ,  5K046AA03 ,  5K046PP01 ,  5K046PS11 ,  5K046PS36 ,  5K046PS41 ,  5K046PS52 ,  5K046PS53 ,  5K046PS55 ,  5K046YY01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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