特許
J-GLOBAL ID:200903056186742525

背景差分による動物体領域抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029220
公開番号(公開出願番号):特開平7-302328
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 屋外など照明変動が頻繁に起きる状況、および背景がゆっくり変化する状況でも差分処理を適用して、人物、車両などの動物体を安定に抽出できるようにすることを目的とする。【構成】 画像が変化したとき、その変化が照明条件の変化によるのか、ゆっくりした背景変動によるのか、あるいは動物体が現れたことまたは通過したことによって生じたのかを小領域毎に統計的な手法で検出し、照明変動またはゆっくりした背景変動の場合にのみ背景像を適切に更新し、その背景像に基づいて差分処理および2値化処理を行うことにより動物体領域を抽出する。
請求項(抜粋):
入力画像と背景像との差分処理により連続フレーム画像中から動物体領域を抽出する背景差分による動物体領域抽出方法において、各フレーム画像中の位置(x,y)を含む小領域ak を対象として該小領域における光学的特徴パラメータの数値の時間変化を蓄積する過程と、前記数値の時間変化を所定時間間隔t0 で統計処理し、統計量が照明変動に起因すると推定される照明変動推定条件を満たしたときに、該小領域におけるこの時間内の数値を背景像の同じ小領域の数値と置き換え、新背景像として保持する背景像小領域更新処理を含み、該背景像小領域更新処理を画面全体または予め設定された画面所望領域の各位置に対して実行する背景像所望領域更新過程と、前記逐次更新される背景像を用いて前記所望領域において入力画像との差分処理を行う過程と、該差分処理画像に対して2値化処理を行い、得られた領域を動物体領域として抽出する過程とを有することを特徴とする背景差分による動物体領域抽出方法。
IPC (2件):
G06T 1/00 ,  H04N 7/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 画像処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-204684   出願人:株式会社クボタ
  • 特開平2-236788
  • 移動物体計数処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-064628   出願人:日本電信電話株式会社
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