特許
J-GLOBAL ID:200903056201909016

分散型電源の単独運転防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062023
公開番号(公開出願番号):特開平10-248168
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 需要家側のみで電力系統の停止を検出して分散型電源の単独運転を防止する。【解決手段】 需要家設備7に、電力系統5の基本波に同期したその非整数倍の周波数の電流を中間次数調波の注入電流として形成し,この電流を設備7の引込線9から系統5に注入する中間調波電流注入装置16と、受電点Aでの系統5の中間次数調波の電圧,電流の計測結果から系統5の停止を監視して検出し,分散型電源6を系統5から解列する系統停止検出処理装置23とを備え、この装置23に、受電点変圧器21,受電点変流器22の出力に含まれた中間次数調波の計測電圧,計測電流を検出する手段と、計測電圧,計測電流により,受電点Aからみた系統5の中間次数調波についてのインピーダンス又はアドミタンスを算出する手段と、このインピーダンス又はアドミタンスの変化から系統5の停止を検出して解列の指令を出力する手段とを設ける。
請求項(抜粋):
分散型電源を有する需要家設備に、前記分散型電源が接続された電力系統の基本波に同期した前記基本波の非整数倍の周波数の電流を中間次数調波の注入電流として形成し,前記注入電流を前記需要家設備の引込線から前記電力系統に注入する中間調波電流注入装置と、前記需要家設備の受電点での前記電力系統の前記中間次数調波の電圧,電流の計測結果から前記電力系統の停止を監視して検出し,前記電力系統の停止を検出したときに前記分散型電源を前記電力系統から解列する系統停止検出処理装置とを備え、前記系統停止検出処理装置に、前記引込線の受電点変圧器,受電点変流器の出力に含まれた前記中間次数調波の電圧,電流を計測電圧,計測電流として検出する手段と、前記計測電圧,前記計測電流により,前記受電点からみた前記電力系統の前記中間次数調波についてのインピーダンス又はアドミタンスを算出する手段と、前記中間次数調波についての算出したインピーダンス又はアドミタンスの変化から前記電力系統の停止を検出して前記解列の指令を出力する手段とを設けたことを特徴とする分散型電源の単独運転防止装置。
IPC (4件):
H02J 3/38 ,  G01R 19/165 ,  G01R 23/16 ,  H02H 3/24
FI (4件):
H02J 3/38 W ,  G01R 19/165 T ,  G01R 23/16 B ,  H02H 3/24 Q
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 系統連系保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-129215   出願人:西芝電機株式会社
  • 特開昭62-104433
  • 特開昭61-092130

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