特許
J-GLOBAL ID:200903056208238281

車両用ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-106191
公開番号(公開出願番号):特開2007-276655
出願日: 2006年04月07日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】すり替え開始時に液圧制動力の立ち上がり遅れによってすり替え前の減速度が維持できなくなることを防止できる車両用ブレーキ制御装置を提供する。【解決手段】すり替え開始に先立ち、ポンプ加圧を開始したときにモータ60の回転数が回生制動力の減少分を補える回転数となるようにモータ60の回転数を上昇させるようにする。これにより、ポンプ39により供給するブレーキ液量が不足することがなく、第2差圧制御弁36の差圧指示値通りのW/C圧を発生させられ、すり替え後にもすり替え前の減速度を維持することが可能となる。したがって、ポンプ39により供給するブレーキ液量が不足するために液圧制動力の立ち上がりが遅れるという問題が発生しないようにできる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ドライバがブレーキ操作部材(11)を操作したときのブレーキ操作力を倍力する倍力装置(12)と、この倍力された力に応じたマスタシリンダ圧を発生させるマスタシリンダ(13)と、このマスタシリンダ圧に基づくホイールシリンダ圧が付与されることにより、各車輪(FL〜RR)に対して液圧制動力を発生させるホイールシリンダ(14、15、34、35)と、前記マスタシリンダ内のブレーキ液を吸入して前記ホイールシリンダに向けて吐出することにより前記ホイールシリンダの加圧を行うポンプ(19、39)と、前記ポンプを駆動するためのモータ(60)とを有して構成され、前記ホイールシリンダに対して付与するホイールシリンダ圧に基づいて液圧制動力を発生させる液圧ブレーキ装置と、 前記車輪の回転力に基づいて発電を行うことにより、前記車輪に対して発電に基づく抵抗力を付与することで回生制動力を発生させる回生ブレーキ装置(81〜83)と、 前記液圧ブレーキ装置および前記回生ブレーキ装置の協調制御を行うことにより、前記液圧ブレーキ装置が発生させる液圧制動力および前記回生ブレーキ装置が発生させる回生制動力を制御する制御手段(70、80)と、を有し、 前記制御手段は、制動中に、前記回生ブレーキ装置が発生させている回生制動力を前記液圧ブレーキ装置が発生させる液圧制動力にすり替える制御を実行する機能を有しており、該すり替え開始に先立ち、前記モータの回転数を前記すり替え時に前記ポンプによるブレーキ液の必要吐出液量が得られる回転数に上昇させるように構成されていることを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。
IPC (7件):
B60T 8/17 ,  B60L 7/24 ,  B60W 10/18 ,  B60W 20/00 ,  B60W 10/08 ,  B60W 10/30 ,  B60K 6/48
FI (6件):
B60T8/17 C ,  B60L7/24 D ,  B60K6/04 370 ,  B60K6/04 320 ,  B60K6/04 380 ,  B60K6/04 530
Fターム (12件):
3D046AA09 ,  3D046BB00 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046GG01 ,  3D046HH02 ,  5H115PC06 ,  5H115QE10 ,  5H115QI04 ,  5H115QI07 ,  5H115QI16 ,  5H115SE03
引用特許:
出願人引用 (1件)

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