特許
J-GLOBAL ID:200903056247866575
微小精留装置及び精留方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-013984
公開番号(公開出願番号):特開2006-198542
出願日: 2005年01月21日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】 流体デバイスに接続して、或いは組み込んで使用することができる微小精留装置、及びマイクロ流体デバイスで取り扱い可能な微量試料の精留方法を提供すること。 【解決手段】 原液から含有成分を精留する精留装置であって、気体流通領域と液体流通領域とそれらを隔てる多孔質隔膜が設けられた精留管と、気体流通領域を原液の沸点より高い温度に加熱する温度調節器とを有し、気体流通領域に前記原液から発生させた蒸気を流し、該蒸気のうちの沸点の高い成分が前記多孔質隔膜を透過して液体流通領域で液化して該液体流通領域に充満した状態で、液化した液体が気体流通領域中の蒸気の流れ方向に対して向流で流れ、且つ沸点の低い成分が液体流通領域から多孔質隔膜を透過して気化し、気体流通領域に還流することにより成分を精留する精留装置。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
沸点の相違する少なくとも2成分を含有する原液から各成分を精留する精留装置であって、
気体流通領域と液体流通領域とそれらを隔てる多孔質隔膜が設けられた精留管と、前記気体流通領域を前記原液の沸点より高い温度に加熱する温度調節器とを有し、
前記精留管中の多孔質隔膜面から対向する液体流通領域の壁までの平均距離が1μm〜300μmであり、多孔質隔膜面から対向する気体流通領域の壁までの平均距離が1μm〜10mmであり、
前記気体流通領域に前記原液から発生させた蒸気を流し、該蒸気のうちの沸点の高い成分が前記多孔質隔膜を透過して前記液体流通領域で液化して該液体流通領域に充満した状態で、液化した液体が前記気体流通領域中の蒸気の流れ方向に対して向流で流れ、且つ沸点の低い成分が前記液体流通領域から前記多孔質隔膜を透過して気化し、前記気体流通領域に還流することにより各成分を精留することを特徴とする精留装置。
IPC (3件):
B01D 61/36
, B01J 19/00
, G01N 37/00
FI (3件):
B01D61/36
, B01J19/00 321
, G01N37/00 101
Fターム (27件):
4D006GA27
, 4D006GA35
, 4D006HA41
, 4D006JA14B
, 4D006JA18B
, 4D006JA26A
, 4D006KA15
, 4D006KA16
, 4D006KE01R
, 4D006KE16R
, 4D006MA03
, 4D006MC30X
, 4D006NA54
, 4D006PA01
, 4G075AA13
, 4G075AA63
, 4G075BB10
, 4G075BD23
, 4G075BD26
, 4G075CA51
, 4G075DA02
, 4G075DA18
, 4G075EA06
, 4G075EE03
, 4G075EE12
, 4G075FC02
, 4G075FC06
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
膜蒸留方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-016452
出願人:三菱レイヨン株式会社
-
膜蒸留装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-143276
出願人:株式会社日立製作所
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