特許
J-GLOBAL ID:200903056252747584

ディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286898
公開番号(公開出願番号):特開平7-139412
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】本発明はスピル弁の駆動制御を行うことにより燃料噴射量を制御するディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置に関し、燃料噴射量制御の精度向上を図ることを目的とする。【構成】スピル位置までのエンジン回転パルスの数CANGLaと、その1パルス分に満たない余り角度θREMの時間換算値を余り角度時間換算手段により求め、この時刻タイミングにより燃料噴射ポンプの電磁スピル弁をオン・オフして所要の燃料噴射量を得る。また、余り角度時間換算手段(A8)が、今回のスピル時パルスよりも1パルス前のエンジン回転パルスのパルス時間TNINT(n-1)と、今回のスピル時パルスよりも180°CA前におけるパルス時間TNINT(n-48)と、720°CA前におけるパルス時間TNINT(n-192)とに基づき余り角度時間を演算するよう構成する。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンの発生する駆動力により燃料を加圧し、該加圧された燃料をスピル弁で燃料の噴射量を制御しつつディーゼルエンジンに圧送する燃料噴射ポンプと、該ディーゼルエンジンの運転状態に応じ決定される燃料噴射量に基づき、燃料噴射終了時期に相当する該スピル弁の開弁時期を演算するスピル位置演算手段と、該ディーゼルエンジンの一定クランク角毎にエンジン回転パルスを出力するエンジン回転検出手段と、一定のクランク角毎に該エンジン回転検出手段から出力されるエンジン回転パルスに基づき、該エンジン回転パルスの基準位置からスピル位置までのカウント数と、その1パルス分に満たない余り角度を演算する余り角度演算手段と、該エンジン回転パルスの1パルス分のパルス時間を演算するパルス時間演算手段と、該パルス時間演算手段により演算される該スピル位置を挟むエンジン回転パルスのパルス時間に基づき、該余り角度演算手段により演算される余り角度を時間換算し余り角度時間を演算する余り角度時間換算手段と、該パルス時間演算手段により演算されるパルス時間を記憶するパルス時間記憶手段と、該余り角度演算手段により演算される基準位置からスピル位置までのカウント数と、該余り角度時間換算手段により演算される余り角度時間とに基づき決定される時刻タイミングにより該スピル弁を駆動制御するスピル弁制御手段とを具備しており、該余り角度時間換算手段が、該パルス時間記憶手段に記憶されている今回求めるスピル位置を含むエンジン回転パルスよりも少なくとも一つ前のエンジン回転パルスのパルス時間に基づき該余り角度時間を演算するよう構成してなるディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/40 ,  F02D 1/02 ,  F02D 45/00 370
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-223248
  • 特開昭61-223248
  • 特開平4-086352
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